も‐じゃこ【藻雑魚】
ブリの稚魚。流れ藻について暮らす。5、6月ごろ九州から三重県の沿岸で採取し、養殖ハマチにする。
も‐だま【藻玉】
マメ科の常緑の蔓植物(つるしょくぶつ)。暖地の海岸に自生。葉は羽状複葉で、卵形の小葉が二対ずつつき、葉軸の先は巻きひげとなる。花は小さく、穂状につく。実は平たいさやで、長さ1メートルにもなって垂...
も‐ぬけ【蛻/裳脱け/藻抜け】
蝉(せみ)や蛇が脱皮すること。また、そのぬけがら。 [補説]「藻抜け」は当て字。
も‐は【藻葉】
藻。「奥(おき)つ—辺(へ)つ—に至るまでに」〈祝詞・祈年祭〉
も‐ば【藻場】
沿岸で海中に海草の繁茂している所。アマモ群落のアマモ場、ホンダワラ類の多いガラモ場、コンブ類などの生えている海中林とよびわけることもあり、魚類がよく集まる。
もふし‐つかふな【藻臥し束鮒】
《「つか」は一握りの長さ》藻の中にひそんでいる小鮒。「沖辺行き辺(へ)に行き今や妹がためわが漁(すなど)れる—」〈万・六二五〉