きょけつせい‐しんきんしょう【虚血性心筋症】
冠状動脈の慢性的な疾患により、心筋に十分な血液が供給されないため、心筋の機能が低下し、血液を全身に送り出す機能が著しく低下した状態。
きょけつせい‐しんしっかん【虚血性心疾患】
冠状動脈に狭窄(きょうさく)・閉塞が生じ、心筋への血流・酸素供給が阻害されることによって起こる、心疾患の総称。狭心症・心筋梗塞など。動脈硬化が主な要因。冠状動脈疾患。冠動脈心疾患。IHD(Isc...
きょけつせい‐だいちょうえん【虚血性大腸炎】
大腸の血流障害により腸管壁に虚血が生じ、組織が変性したり壊死することによって起こる大腸炎。心疾患や動脈硬化などをもつ高齢者に発症することが多く、腹痛・下痢・下血が突然起こる。
きょけつ‐ほっさ【虚血発作】
虚血によって一時的に失神・ショックなどの症状に陥ること。一過性脳虚血発作や狭心症・無症候性心筋虚血発作など。
きょ‐げん【虚言】
[名](スル)うそを言うこと。また、その言葉。きょごん。「—を弄する」「吾(われ)何為(なんす)れぞ—せんや」〈織田訳・花柳春話〉
きょ‐ごん【虚言】
⇒きょげん(虚言)
きょげん‐しょう【虚言症】
自己の境遇を願望に基づいて空想し、現実と混同する病的な傾向。神経症などでみられる。
きょ‐こう【虚構】
1 事実ではないことを事実らしくつくり上げること。つくりごと。 2 文芸作品などで、作者の想像力によって、人物・出来事・場面などを現実であるかのように組み立てること。フィクション。仮構。
きょこうのクレーン【虚構のクレーン】
井上光晴の小説。戦中から戦後の長崎県の炭鉱町を舞台に、被爆や被差別部落問題に触れつつ、人々の姿を描く。昭和35年(1960)刊行。
きょ‐こん【虚根】
方程式の根のうち、負の数の平方根、すなわち虚数を含むもの。→実根