こ‐りょ【胡虜】
1 古代中国で、北方の野蛮人。 2 異民族、また外国人を卑しめていう語。
しゅう‐りょ【囚虜】
敵にとらわれること。また、その人。虜囚。捕虜。
しゅう‐りょ【醜虜】
1 敵国人・外国人を卑しめていう語。「—の胆を寒からしむだの」〈漱石・趣味の遺伝〉 2 捕虜を卑しめていう語。
ぜん‐りょ【髯虜】
《ひげづらのえびすの意》西洋人をさげすんでいう語。「神州も—被髪の域と相成り」〈染崎延房・近世紀聞〉
とり‐こ【虜/俘虜/擒】
1 生け捕りにした敵。捕虜。 2 あることに心を奪われること。また、そのような人。「アニメのヒーローが子供を—にする」
なんわ‐ほくりょ【南倭北虜】
「北虜南倭(ほくりょなんわ)」に同じ。
ふ‐りょ【俘虜】
戦争で敵軍にいけどりにされた者。とりこ。捕虜。
ほ‐りょ【捕虜】
戦争などで敵に捕らえられた人。とりこ。俘虜(ふりょ)。 [補説]作品名別項。→捕虜
ほりょ【捕虜】
《原題、(ラテン)Captivi》紀元前3世紀から紀元前2世紀頃の古代ローマの喜劇作家、プラウトゥスによる戯曲。
ぼう‐りょ【亡虜】
逃亡した捕虜。また、逃亡した者を卑しんでいう語。