りんご‐わたむし【林檎綿虫】
ワタアブラムシ科の昆虫。リンゴの葉から汁を吸う害虫。体長2〜3ミリ。有翅型のものは白い綿状の蝋(ろう)で覆われ、晩秋に飛ぶ。わたむし。ゆきむし。
りん‐ちゅう【鱗虫】
うろこのある動物。蛇など。
ルビー‐ろうむし【ルビー蝋虫】
カタカイガラムシ科の昆虫。雌は無翅で、3、4ミリほどの半球状をし、分泌した紅色のろう物質で覆われている。雄は有翅。ミカン・カキ・茶など多くの樹木の大害虫で、天敵はルビーアカヤドリコバチ。ルビーろ...
れっとう‐じょうちゅう【裂頭条虫】
裂頭条虫科に分類される条虫の総称。体は細長くひも状で、多数の片節からなり、頭節に一対の吸溝をもち、脊椎動物の腸に寄生する。二つの中間宿主を必要とするものが多い。広節(こうせつ)裂頭条虫や、主にネ...
わか‐むし【若虫】
トンボ・バッタ・カメムシなど不完全変態をする昆虫の幼虫。ニンフ。
わたふき‐かいがらむし【綿吹貝殻虫】
半翅(はんし)目ワタフキカイガラムシ科の昆虫。雌は無翅で、約5ミリの楕円形をし、背面が黄白色の蝋(ろう)物質で厚く覆われる。多くの樹木に寄生し、特にミカン類の害虫。オーストラリアの原産で、日本に...
わた‐むし【綿虫】
半翅(はんし)目ワタアブラムシ科の昆虫のうち、翅(はね)があり、白色の蝋(ろう)物質を分泌するものの総称。体は小さく、綿くずが飛んでいるように見える。リンゴワタムシ・ヌルデノミミフシなど。ゆきむ...
わ‐むし【輪虫】
ワムシ綱の袋形動物の総称。淡水中に多いが、コケや湿った土中にもすむ。体長は2ミリ以下と微小。体の上端は冠状で繊毛があり、後端は細く尾状になるものが多い。繊毛で回転するように遊泳する。くるまむし。
わらじ‐むし【草鞋虫】
等脚目ワラジムシ科の甲殻類の総称。落ち葉などの間などにすむ。体長約1センチ、平たい紡錘形で体節が並び、灰褐色。おめむし。ぞうりむし。
悪(わる)い虫(むし)
1 好ましくない交際相手。たちの悪い恋人。「娘に—がつく」 2 癇癪(かんしゃく)。