にか‐めいちゅう【二化螟虫】
ニカメイガの幼虫。
にが‐き【苦木】
ニガキ科の落葉小高木。山野に自生し、高さ約10メートル。葉は長卵形の小葉からなる羽状複葉。雌雄異株で、夏、黄緑色の小花が密につく。全体に苦味がある。健胃薬や駆虫薬に用いる。くぼく。
にが‐て【苦手】
[名・形動] 1 扱いにくく、いやな相手。なかなか勝てなくて、いやな相手。また、そのようなさま。「あいつはどうも—だ」 2 得意でないこと。また、そのさま。不得手。「数学の—な人」 3 不思議な...
にが‐むし【苦虫】
かめば苦かろうと思われる虫。
にが‐よもぎ【苦艾】
キク科の多年草。高さ約1メートル。全体はヨモギに似て、強いにおいがあり、白い毛で覆われる。葉は羽状に裂けている。夏、黄色い小花がつく。葉や花を健胃・駆虫薬とし、またアブサン酒作りに用いられた。ヨ...
にきび‐だに【面皰蜱】
ニキビダニ科のダニ。体長0.4ミリほどの蛆(うじ)状で、腹部が後方に伸びる。人の皮脂腺や毛嚢(もうのう)(毛包)に寄生するが、にきびの原因になるとは限らない。毛嚢虫(もうのうちゅう)。
にくき‐るい【肉鰭類】
脊椎動物亜門に属する下位分類群。四肢動物(両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類)を含める場合がある。四肢動物を除くと、ハイギョ類・シーラカンス類が現存し、いずれも分類学的には他の魚類よりも四肢動物に近縁...
にくしつ‐るい【肉質類】
原生動物のうち、原形質流動や偽足によって運動するものの、かつての呼称。アメーバ・有孔虫・太陽虫・放散虫などが含まれていたが、現在は多系統群と考えられている。根足虫類。
にく‐ばえ【肉蠅】
双翅(そうし)目ニクバエ科の昆虫の総称。全体に灰黒色で、胸部背面に3本の縦縞、腹部背面に銀色の市松模様がある。幼虫は動物の腐肉を好む。しまばえ。
ニコチン【nicotine/(ドイツ)Nikotin】
タバコの葉に含まれるアルカロイドの一。無色の揮発性の液体で、空気に触れると褐色になる。独特の臭気と味をもち、水に溶けやすい。神経系に作用し、興奮もしくは麻痺(まひ)させる。猛毒。農業用殺虫剤など...