ふん‐せき【糞石】
1 大腸の内容物が固結して石状となったもの。また、腸管、特に虫垂にできる結石。腸石。 2 動物の糞が化石となったもの。生痕化石の一種。糞化石。コプロライト。→グアノ
ふん‐せんちゅう【糞線虫】
熱帯・亜熱帯地域に広く分布する寄生虫。土壌中にいるフィラリア型の幼虫が皮膚を貫通して侵入し、十二指腸や小腸上部で成虫となる。腸管内で孵化した幼虫の多くは糞便とともに排出される。→糞線虫症
ふんせんちゅう‐しょう【糞線虫症】
熱帯・亜熱帯地域に広く分布する糞線虫という寄生虫による感染症。土壌から経皮感染し、十二指腸や空腸の粘膜に寄生する。放置すると自家感染を繰り返し、敗血症などの重篤な症状を起こすことがある。
ふん‐ちゅう【糞虫】
哺乳類の糞(ふん)を主な餌とする昆虫。ダイコクコガネ・マグソコガネ・センチコガネ・コブスジコガネなど。動物の糞の分解者として生態系の中で重要な役割を果たしている。糞分解性昆虫。食糞性コガネムシ。...
ふんぶんかいせい‐こんちゅう【糞分解性昆虫】
⇒糞虫
ぶうん
[副]《「ぶーん」と書くことも多い》 1 低い音が継続して響くさま。低い音がやや長めに鳴るさま。機械音や虫の羽音などの形容に用いる。「軽自動車が—と通り過ぎていく」「蜂が—と飛びながら8の字を描...
ぶゆ【蚋/蟆子】
双翅(そうし)目ブユ科の昆虫の総称。体は小形で短く、頭部に大きい複眼をもち、胸部が膨らみ、翅(はね)は幅広い。雌は人畜から血を吸う。刺されると、痛みが激しく、はれる。幼虫は水中にすむ。ぶと。ぶよ...
ブラック‐ライト【black light】
《「不可視光線」の意》長波長の紫外線を発する蛍光ランプ。鉱石や宝石の検査・鑑別、書類の鑑定、捕虫器具の光源などに利用される。また、暗所で蛍光体を鮮やかに発光させるところから、インテリアや舞台照明...
ブルータング‐びょう【ブルータング病】
ヒツジ・ウシ・シカなどの反芻動物に感染するウイルス性の感染症。届出伝染病の一つ。ヌカカなどの吸血昆虫によって媒介・伝播される。発熱・食欲減退・顔面浮腫・嚥下障害・呼吸困難などの症状が現れ、舌・口...
ぶん【蚊】
[常用漢字] [音]ブン(漢) [訓]か 〈ブン〉昆虫の名。カ。「蚊虻(ぶんぼう)・蚊雷/飛蚊症」
〈か〉「蚊柱/家蚊」 [難読]蚊帳(かや)