うご‐め・く【蠢く】
[動カ五(四)]虫がはうように絶えずもぞもぞ動く。蠢動(しゅんどう)する。「蛆虫(うじむし)が—・く」「暗黒街に—・く者たち」
うさぎ‐こうもり【兎蝙蝠】
ヒナコウモリ科のコウモリ。体長4、5センチに対して3、4センチという長大な耳をもつ。昆虫を食べる。ヨーロッパ・アジアに分布し、日本では亜高山帯の森林に多い。
う‐し【齲歯】
《「くし(齲歯)」の慣用読み》虫歯。
うし‐あぶ【牛虻】
アブ科の昆虫。体長約2.5センチ。体は扁平で灰黒色。牛や馬の血を吸う。幼虫は湿地に生活しミミズなどを捕食。近縁のアカウシアブを含めていうこともある。《季 春》
うし‐ばえ【牛蠅】
双翅(そうし)目ウシバエ科のハエ。体長約1.5センチ、黒色で胸部に4本の縦線がある。幼虫は牛の皮下に潜入して寄生する。《季 夏》
う‐しょく【齲蝕】
歯の組織が細菌によって破壊され、穴ができていくこと。虫歯になること。
うじ【蛆】
ハエやアブの幼虫。体は小さな円筒状で、頭や脚ははっきりせず、白または黄色で毛がない。動物の死体や便などに発生する。キンバエ類などは「さし」とよばれ、釣りの餌にする。うじむし。「—がわく」《季 夏》
うじゃ‐うじゃ
[副](スル) 1 同種のものや似たようなものがたくさん集まってうごめいているさま。特に小さいものにいう。「タレント志願の若者が—いる」「毛虫が—(と)している」 2 いつまでも、しまりなく長引...
うすたび‐が【薄手火蛾/薄足袋蛾】
ヤママユガ科のガ。翅(はね)の開張は雄が約8〜9センチ、雌が約8.5〜11.5センチ。雄は黄褐色、雌は黄色で、秋に発生。幼虫はクリ・クヌギ・ナラなどの葉を食害。繭は緑色で柄のついたかます形をし、...
うすば‐かげろう【薄翅蜉蝣】
脈翅(みゃくし)目ウスバカゲロウ科の昆虫。体長約3.5センチでトンボに似るが、飛び方は弱々しい。触角は太く目立つ。翅(はね)は透明で柔らかく、網状の脈がある。6〜10月に羽化。幼虫は、蟻地獄(あ...