めんがた‐すずめ【面形天蛾】
スズメガ科のガ。翅(はね)の開張約10センチ。前翅は黒褐色、後ろ翅は黄色の地に2本の黒帯がある。胸部背面に円形の線や2個の黒色紋があって人面を思わせる。暖地に多く、幼虫はゴマなどの害虫。
めんま‐こん【綿馬根】
オシダの根茎を乾燥したもの。そのエキスを条虫などの駆虫薬に用いた。
もう【毛】
[音]モウ(呉) [訓]け [学習漢字]2年 〈モウ〉 1 け。「毛髪・毛筆・毛布/羽毛・紅毛・鴻毛(こうもう)・純毛・植毛・繊毛・梳毛(そもう)・多毛・体毛・脱毛・恥毛・羊毛・鱗毛(りんもう...
もうし‐るい【毛翅類】
昆虫トビケラ類。トビケラ目の旧称。
もうせん‐ごけ【毛氈苔】
モウセンゴケ科の多年草。食虫植物。山地の湿地に生える。葉は杓子(しゃくし)形で長い柄があり、数枚が根際から出る。葉の表面に密生する紅紫色の腺毛(せんもう)から粘液を出し、虫を捕らえる。夏、約20...
もう‐ちょう【盲腸】
1 小腸に続く、大腸の初部。小腸が横から連なるため、下端が盲管となり、その先に虫垂(ちゅうすい)がある。草食動物では比較的長く、消化に関与する。 2 盲腸の先端にある虫垂、または虫垂炎の俗称。 ...
もうちょう‐えん【盲腸炎】
盲腸の炎症。虫垂炎の波及などで生じる。また、虫垂炎の俗称。
もうよう‐せんちゅう【毛様線虫】
毛様線虫科の線虫の総称。人間の小腸に寄生する東洋毛様線虫は体長4〜8ミリほどで、孵化(ふか)した幼虫を経口摂取して感染する。多数寄生では腹痛・下痢・貧血などの症状を呈する。羊・牛や鳥に寄生するも...
もく【目】
[名] 1 生物分類の段階の一。綱の下、科の上に位置する。「昆虫綱トンボ—ヤンマ科」 2 律令制で、国司の主典(さかん)のこと。
[接尾]助数詞。囲碁で、碁盤の目(め)の数や碁石の数を数える...
もくず‐がに【藻屑蟹】
イワガニ科のカニ。甲は丸みのある四角形で、甲幅6センチくらい。全体に緑褐色。はさみ脚に長い毛が密に生えている。内湾の砂浜や川沿いの湿地にすみ、川にすむものは秋に海岸まで下って産卵する。肺吸虫の第...