ろうばい【老梅】
山口洋子の短編小説。昭和60年(1985)刊行。同年、「演歌の虫」とあわせ第93回直木賞受賞。
ろっぽう‐さんご【六放珊瑚】
花虫綱六放サンゴ亜綱の腔腸(こうちょう)動物の総称。ポリプの胃腔の隔壁と触手とが6またはその倍数となるもの。イソギンチャク・イシサンゴなど。
ロリス【loris】
霊長目ロリス科の一群の哺乳類。子猫大の原猿で、尾はなく、目が大きい。樹上で暮らし、夜行性。動作はふだんは緩慢。昆虫や葉・実などを食べる。東南アジア産のスローロリス、スリランカ産のスレンダーロリス...
ワイトモ‐どうくつ【ワイトモ洞窟】
《Waitomo Cave》ニュージーランド北島西部にある鍾乳洞。ロトルアの西約100キロメートルに位置する。土ボタル(ヒカリキノコバエの幼虫)が生息する洞窟があることで知られる。付近には洞窟内...
わい‐わい
[副] 1 「わあわあ1」に同じ。「大声を上げて—と泣いたりするのが」〈谷崎・蓼喰ふ虫〉 2 「わあわあ2」に同じ。「—騒がしい」 3 うるさく言いたてるさま。また、その声を表す語。やいやい。「...
わか・す【湧かす/涌かす】
[動サ五(四)] 1 涙や汗を出す。「額から油汗をじりじり—・した」〈漱石・行人〉 2 心ならずも、虫などを発生させる。わかせる。「うじを—・す」
わか‐むし【若虫】
トンボ・バッタ・カメムシなど不完全変態をする昆虫の幼虫。ニンフ。
わき・でる【湧き出る/涌き出る】
[動ダ下一][文]わき・づ[ダ下二] 1 水が地中からわいて出る。「岩間から清水が—・でる」 2 涙などが流れ出る。「涙がとめどなく—・でる」 3 物がわいたように次々と現れ出る。「雲がむくむく...
わ・く【湧く/涌く】
[動カ五(四)] 1 水などが地中から噴き出る。「温泉が—・く」「石油が—・く」 2 涙や汗が出る。「くやし涙が—・く」 3 虫などが、一時に発生する。「しらみが—・く」 4 ある考えや感情が生...
わくら‐ば【病葉】
病気や虫のために変色した葉。特に、夏の青葉の中にまじって、赤や黄色に色づいている葉。《季 夏》「—や大地に何の病ある/虚子」