がしょく‐こちゅう【芽殖孤虫】
裂頭条虫の一種。成虫が同定されていないため、孤虫の名をもつ。人に寄生すると体内で出芽により分裂増殖し、きわめて高い致死率を示すが、感染例はまれ。感染経路や中間宿主は不明で、人以外の動物からも成虫...
がっこう‐ちゅう【顎口虫】
顎口虫科顎口虫属の寄生虫の総称。体長1〜4センチ。有棘(ゆうきょく)顎口虫、ドロレス顎口虫、日本顎口虫などがあり、顎口虫症を起こす。おもに犬や猫、ブタなどの胃壁に寄生するが、川魚の生食によりヒト...
が‐むし【牙虫】
1 甲虫目ガムシ科の昆虫。池・沼などの水中にすむ。体長3センチくらい。体は黒く、幅広い舟形。成虫は草食性であるが、幼虫は肉食性で小魚や巻き貝を襲う。本州以南に分布。 2 ガムシ科の昆虫の総称。体...
がらがら‐へび【がらがら蛇】
クサリヘビ科の爬虫(はちゅう)類。体長約2メートルの毒蛇。尾端に、脱皮の際に生じる角質の環が連なり、興奮すると激しく振って音を発する。カナダ南部から南アメリカ中部にかけて分布。響尾蛇(きょうびだ)。
ガロア‐むし【ガロア虫】
ガロアムシ目ガロアムシ科の昆虫。体長2センチくらい。体は細長く、淡黄褐色で翅(はね)はない。原始的な特徴をもち、変態はしない。山地の石の下や土中にすむ。大正4年(1915)日光の中禅寺でフランス...
がん‐こ【頑固】
[名・形動] 1 かたくなで、なかなか自分の態度や考えを改めようとしないこと。また、そのさま。「—な職人」「—おやじ」 2 取りついて容易に離れようとしないこと。また、そのさま。「—な汚れ」「—...
がん‐しん【含浸】
[名](スル)紙や木材、鋳物に生じる微細な穴などに、液体をしみこませること。「防虫剤を—させた木材」
がんぴ‐し【雁皮紙】
ガンピの靭皮(じんぴ)繊維を原料とした和紙。質は密で光沢があり、湿気・虫害にも強く、古来「紙の王」とよばれて珍重される。鳥の子紙も同系統。斐紙(ひし)。
き【亀〔龜〕】
[常用漢字] [音]キ(呉)(漢) [訓]かめ 〈キ〉 1 爬虫(はちゅう)類の名。カメ。「亀甲(きこう・きっこう)/神亀」 2 占いに用いるカメの甲。「亀鑑・亀卜(きぼく)・亀裂」
〈かめ...
き【寄】
[音]キ(呉)(漢) [訓]よる よせる [学習漢字]5年 1 頼ってよりかかる。身をよせる。「寄寓・寄宿・寄生・寄留」 2 人に物をあずける。送り届ける。「寄稿・寄進・寄贈・寄託・寄付」 3 ...