き‐あげは【黄揚羽】
アゲハチョウ科のチョウ。翅(はね)の開張11センチくらい。翅は黄色の地に黒色などの斑紋や条紋がある。開けた草地などを飛び、高山にもみられる。幼虫は緑色に黒い横縞のある芋虫で、ニンジン・ミツバなど...
きいろ‐しょうじょうばえ【黄色猩猩蠅】
ショウジョウバエ科の昆虫。体長2センチくらいで黄色。腹に黒い横縞があり、複眼が赤い。果物に集まり、幼虫はうじ状で、果物に発生する酵母を餌とする。
きおう‐がん【奇応丸】
熊の胆(い)を主剤とした丸薬。腹痛・霍乱(かくらん)・小児の虫などに用いた。
き‐かん【気管】
1 脊椎動物の喉頭(こうとう)に続き、気管支までの膜性の管。呼吸の際の空気の通路で、食道の前を下がり、分岐して左右両肺につながる。発声にも関与する。 2 昆虫など、甲殻類以外の節足動物がもつ呼吸...
きかん‐ぼう【利かん坊/聞かん坊】
[名・形動]《「きかぬぼう」の音変化》言うことをなかなか聞かない、勝ち気でわんぱくな子。また、そのような性質であるさま。きかんぼ。「—な(の)くせに泣き虫だ」
きき‐い・る【聞(き)入る】
[動ラ五(四)]熱心に聞く。じっと耳を傾ける。「虫の音に—・る」
[動ラ下二]「ききいれる」の文語形。
きく【菊】
[常用漢字] [音]キク(呉)(漢) 植物の名。キク。「菊花/寒菊・観菊・残菊・白菊(しらぎく)・野菊(のぎく)・乱菊・除虫菊」 [名のり]あき・ひ
きくい‐むし【木食虫】
1 甲虫目キクイムシ科および近縁の科に属する昆虫の総称。体長0.8〜11ミリ。体は楕円形または円筒形で、木に穴を掘って生活する。マツノキクイムシ・クリノミキクイムシなど。《季 夏》 2 等脚目キ...
きくがしら‐こうもり【菊頭蝙蝠】
翼手目キクガシラコウモリ科の哺乳類。体長7センチくらい。鼻の周辺のひだや突起が複雑にあり、菊に似る。昆虫を食べる。日本から中国・アジア南部・ヨーロッパ・北アフリカまで分布。《季 夏》
きくすい‐かみきり【菊吸天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体長6〜9ミリ。体は黒く、胸部背面に赤黄色の斑紋が一つある。菊・ヨモギなどの新しい茎にかみ傷を輪状につけて産卵し、しおれさせる。きくすい。《季 秋》