獅子(しし)身中(しんちゅう)の虫(むし)
《獅子の体内に寄生して、ついには獅子を死に至らせる虫の意》 1 仏徒でありながら、仏法に害をなす者。 2 組織などの内部にいながら害をなす者や、恩をあだで返す者。 [補説]「獅子心中の虫」と書く...
し‐しょう【翅鞘】
甲虫類の、かたい前翅(まえばね)。たたむと上になるので上翅(じょうし)ともいう。鞘翅(しょうし・さやばね)。
しじみ‐ちょう【小灰蝶/蜆蝶】
鱗翅(りんし)目シジミチョウ科の昆虫の総称。小形の蝶で、翅(はね)の表面は褐色・青色・紫色など。日本にはウラギンシジミ・ミドリシジミ・ベニシジミなど約60種が知られる。《季 春》
しじょう‐ちゅう【糸状虫】
線虫綱糸状虫科の寄生虫の総称。体は糸状で1〜3センチ。バンクロフト糸状虫は人の血管内に、犬糸状虫は犬・猫の心臓などに寄生。蚊によって媒介される。フィラリア。
しずい‐えし【歯髄壊死】
虫歯や外傷によって神経と血管を含む歯随が壊死すること。虫歯が痛まなくなった、歯の色が変わってきたといった症状は歯髄壊死のサインとなる。再生は不可能で、歯髄を取り除く根管治療が必要とされる。
しずい‐えん【歯髄炎】
歯髄の炎症。主に虫歯が進行し、細菌が侵入して起こる。
しず‐か【静か/閑か】
[形動][文][ナリ] 1 耳ざわりな物音や声がしないさま。ひっそりしているさま。「—な宿」「虫の声が聞こえる—な夜」 2 目につく動きがなく、ゆったりとしているさま。慌ただしくないさま。「—な...
しぜん‐きょういくえん【自然教育園】
東京都港区にある庭園。室町時代の豪族の屋敷跡といわれ、江戸時代は高松藩主松平頼重の下屋敷、明治時代は火薬庫、大正時代には御料地となった。昭和24年(1949)文部省の所管となり、一般公開。昭和3...
しそう‐かせき【示相化石】
地層の堆積(たいせき)した当時の環境を知る手がかりとなる化石。有孔虫・造礁珊瑚(ぞうしょうさんご)など。
しそ‐ちょう【始祖鳥】
ドイツ南部のジュラ紀の石灰岩から発見された爬虫類と鳥類の中間の生物。大きさはカラスくらい。翼・爪(つめ)・歯をもつことなど、爬虫類に似る一方、鳥類の特徴である羽毛をもつ。鳥類が爬虫類から進化した...