じ‐むぐり【地潜】
ナミヘビ科の爬虫(はちゅう)類。日本特産の無毒の蛇。全長0.8〜1.2メートル。背面は灰褐色または赤褐色で、腹面に黒斑が市松模様に並ぶ。胴部に小黒点が散在する。低山地の森林や耕地に多く、野ネズミ...
じ‐むし【地虫】
コガネムシ科の昆虫の幼虫の総称。体は乳白色または黄褐色の円筒形で、C字状に曲がる。頭は褐色。地中で植物の根などを食する。また、ケラなど地中にすむ昆虫をいうこともある。 [補説]書名別項。→地虫
じゃこう‐あげは【麝香揚羽】
アゲハチョウ科の昆虫。翅(はね)はやや幅狭く、後ろ翅の突起が長くて黒色。雄は独特のにおいを出す。幼虫はウマノスズクサ科植物を食う。北海道・青森を除く日本各地に分布。《季 春》
ジャスモン‐さん【ジャスモン酸】
植物ホルモンの一種。はじめジャスミンの花の香り成分として発見。その後、植物一般に含まれることがわかった。葉緑素の分解、落葉、エチレン合成、病害虫の防除などを制御するはたらきが知られる。
じゃのめ‐ちょう【蛇の目蝶】
1 ジャノメチョウ科の昆虫。黒褐色のチョウで、前翅(まえばね)に2個、後ろ翅に1個の眼状紋がある。草原にすみ、幼虫の食草はススキ・スズメノカタビラなど。 2 鱗翅(りんし)目ジャノメチョウ科の昆...
じゃら‐くら
[副](スル)なまめかしく戯れあうさま。でれでれ。じゃらじゃら。「白粉(おしろい)を塗って—されては虫唾(むしず)が走る」〈魯庵・社会百面相〉
ジャンピング‐ビーン【jumping bean】
メキシコ原産のトウダイグサ科の植物の種子。中に小さな蛾(が)の幼虫が入っており、種子がはねる。
じゅうけつ‐きゅうちゅう【住血吸虫】
吸虫綱住血吸虫科の寄生虫の総称。雌雄異体。人・牛・羊などの肝臓・血管内などに寄生。中間宿主は巻き貝類。日本住血吸虫など。
じゅうしょう‐か【重症化】
[名](スル)病気がおもくなること。症状がひどくなること。「虫歯を放置して—する」
じゅうにしちょう‐ちゅう【十二指腸虫】
ズビニ鉤虫(こうちゅう)の別名。