こうがい‐れつ【口蓋裂】
口蓋が縦に裂けている奇形。胎児期に左右の上顎突起(じょうがくとっき)が完全に融合しなかったもの。口腔と鼻腔がつながっているため、哺乳・発声などに障害がある。口蓋破裂。
こうきど‐せきしょくしんせい【高輝度赤色新星】
二つの恒星が衝突・融合することによって生じると考えられている爆発現象。光度は新星と超新星の間くらいで、赤色の可視光に続いて赤外線の光度が増光する。
こうそく‐てんか【高速点火】
レーザー核融合炉における点火方式の一。重水素と三重水素を収めた燃料球に対し、爆縮用と加熱用のレーザーをパルス状に照射することで熱核融合を引き起こす。中心点火方式に比べ、より小さい強度のレーザーで...
こうたい‐いやく【抗体医薬】
抗体(免疫グロブリン)が病原体や異物などの抗原を認識するしくみを利用した薬剤。抗癌剤(こうがんざい)のように正常な細胞まで破壊することがなく、副作用が少ないとされる。抗体医薬品。抗体製剤。抗体薬...
こくさい‐こうとうけんきゅうきょういくきこう【国際高等研究教育機構】
東北大学が発足させた研究教育組織。従来の研究科の枠にとらわれない最先端の融合分野の研究教育を行い、世界に通用する研究者の育成を目指す。平成18年(2006)4月設置の国際高等研究教育院と、平成1...
こくしょく‐わいせい【黒色矮星】
太陽と同程度の質量を持つ恒星の、最終的な形態。核融合を終えて白色矮星となった恒星が、きわめて長い時間をかけて余熱や光を失ったもので、光学的な方法などでは観測できない。現在の宇宙には、この状態にま...
こくりつ‐てんかしせつ【国立点火施設】
米国カリフォルニア州、ローレンス・リバモア国立研究所にある世界最大級のレーザー核融合炉の実験施設。192本のレーザーを集中させて核融合反応を起こす。2009年に設立。2022年、世界で初めて核融...
コピー‐アート【copy art】
コピー機を利用した現代美術の一つ。たくさんのコピーを組み合わせて、新しいイメージを作り上げる。コピー機とコンピューターを連動させ、さまざまなイメージのコピーと画像を融合させることもできる。
コプト【Copts】
1 古来、エジプトに土着している人々。 2 エジプト古来のキリスト教会の信者。キリストの人性は神性に融合し、吸収されて、人間の肉体性はない、とみる単性説を奉じる。
コン‐トゥム【Kon Tum】
ベトナム中部、コントゥム省の都市。同省の省都。アンナン山脈南端の西麓に広がるコントゥム高原に位置する。バナル族をはじめ、少数民族が多く居住。コーヒー、茶を産する。かつてカトリックの布教拠点が置か...