まんせいへいそくせい‐どうみゃくこうかしょう【慢性閉塞性動脈硬化症】
動脈硬化のため慢性の血流障害を起こす疾患。足先に冷感やしびれがあり、歩行時に痛みが起こる。進行すると安静時でも痛み、歩行が困難になり、重症になると下肢の壊死にまで至る。先進的な治療法として、末梢...
みじゅくじ‐もうまくしょう【未熟児網膜症】
低出生体重児の網膜にもろくて弱い新生血管が生じることによって起こる疾患。自然治癒することが多いが、網膜に瘢痕(はんこん)ができ、重症になると網膜剝離を起こす場合がある。妊娠32週未満で出生した極...
みゃく【脈/脉】
1 動物の体内で血液が流通する管。血管。 2 脈拍。「—が乱れる」 3 《医師が患者の脈拍をみて病状を診断するところから》先の望み。見込み。「そうすれば又…—を取りかえす工夫もあるだろう」〈独歩...
みゃく‐は【脈波】
心臓の拍動に応じて伝わる末梢血管の圧変化または容積変化を測定したもの。動脈硬化の程度を調べるPWV検査で用いられる。
みゃく‐らく【脈絡】
1 血管。脈。 2 物事の一貫したつながり。筋道。「話に—がない」「説明に—をつける」
みゃくらく‐まく【脈絡膜】
眼球壁を構成する薄膜の一。網膜と強膜との間にある。血管とメラニン色素に富み、眼球の栄養をつかさどり、瞳孔以外からの光を妨げて眼球内の暗さを一定にしている。
みゃっ‐かん【脈管】
生物の体内にあって体液を通すくだ。血管・リンパ管など。脈道。
もう‐かん【毛管】
1 「毛細管」の略。 2 「毛細血管」の略。
もうさい‐かん【毛細管】
1 毛のような細い管。毛管現象を起こすような細い管。毛管。キャピラリー。 2 「毛細血管」に同じ。
もうさい‐けっかん【毛細血管】
閉鎖血管系で、動脈・静脈の末梢が細かく枝分かれし、網目状となってつながる細い血管。動脈からの酸素や栄養を組織に与え、組織から炭酸ガス・老廃物を受け入れて静脈へ送る。毛細管。