ち‐おろし【血下ろし】
胎児をおろすこと。堕胎。「誰とも定めがたき—」〈浮・諸艶大鑑・一〉
血(ち)が通(かよ)・う
1 血が流れている。生きている。「赤い—・った人間」 2 形式的、事務的でなく人間味が感じられる。「—・った福祉政策」
ち‐がき【血書(き)】
[名](スル)血で文字を書くこと。また、その文書。ちぶみ。けっしょ。「—した誓紙」
血(ち)が騒(さわ)・ぐ
気持ちが高ぶって、じっとしていられなくなる。心がおどる。「冒険好きの—・ぐ」
ち‐がたな【血刀】
血のついている刀。
血(ち)が繋(つな)が・る
血縁関係にある。「—・っていない親子」
血(ち)が滲(にじ)むよう
「血の出るよう」に同じ。
血(ち)が上(のぼ)・る
のぼせる。興奮する。逆上する。
血(ち)が引(ひ)・く
驚きや恐怖などで、顔が青ざめる。ぞっとする。「あまりの恐怖に、顔から—・く」
血(ち)が沸(わ)・く
感情が高まる。「若い球児の—・く」