ち‐ぎも【血肝】
鶏の肝臓。
ち‐くさ・い【血臭い】
[形][文]ちくさ・し[ク]《近世語》血のにおいがするさま。血なまぐさい。「いづれもは—・い事にあはれぬによって、これほどの小傷にだいぶんのお騒ぎ」〈浮・親仁形気・一〉
ち‐けむり【血煙】
人を切ったときなどに、ほとばしり出る血を煙にたとえた語。血けぶり。「—をあげて倒れる」
ち‐ざけ【血酒】
誓いをたてるときに、互いの杯に血を垂らして飲み合うこと。また、その血。「長崎には物の固めに—飲むとや」〈浄・博多小女郎〉
ち‐しお【血潮/血汐】
1 潮のようにほとばしり出る血。「—に染まる」 2 体内を潮のように流れる血。激しい情熱や感情。「熱き青春の—」
ち‐しる【血汁】
血液。血。
ちすい‐こうもり【血吸蝙蝠】
翼手目チスイコウモリ科の哺乳類。体長6.5〜9センチで、尾はない。眠っている動物などにかみつき、出てくる血液をなめとる。狂犬病を媒介することもある。メキシコから南アメリカにかけて分布。バンパイア。
ちすい‐びる【血吸蛭】
ヒルド科のヒル。池沼などに普通にみられる。体は細長く扁平で、体長4センチくらい、灰緑色。人畜の血を吸う。吸血性を利用して、昔から医療に用いられる。みずびる。
ち‐すじ【血筋】
1 血のつながり。血統。また、血縁。「芸術家の—」「遠い—にあたる人」 2 人間の体内にある血液の循環する道筋。血管。
ち‐ぞめ【血染(め)】
血で赤く染まること。「—の鉢巻き」