ち‐だい【血鯛】
タイ科の海水魚。全長約35センチ。体形・体色ともマダイによく似るが、頭部の傾斜が急で、尾びれ末端が黒くなく、えらぶた後縁が濃赤色。秋に産卵する。北海道南部から南に分布。美味。はなだい。
ち‐だま【血珠】
赤い色の珊瑚珠(さんごじゅ)。
ち‐だまり【血溜まり】
1 内出血を起こして血液がたまったところ。血腫(けっしゅ)。 2 体外に流れ出た血液がたまったところ。
ち‐だらけ【血だらけ】
[名・形動]一面が血に染まること。また、そのさま。ちまみれ。「けがをして—な(の)顔」「辺りが—になる」
ち‐だるま【血達磨】
全身に血を浴びて、だるまのように真っ赤に染まること。また、そのもの。血まみれ。「全身—になる」
ち‐つづき【血続き】
血筋のつながりがあること。また、その間柄。血縁。「父方の—」
血(ち)で血(ち)を洗(あら)・う
《「旧唐書」源休伝から》 1 殺傷に対して、殺傷で応じる。「—・う抗争」 2 血のつながっている者どうしが争う。
血(ち)と汗(あせ)
激しい情熱と努力のたとえ。「—の結晶」
ちとすな【血と砂】
《原題、(スペイン)Sangre y arena》ブラスコ=イバニェスの小説。1908年刊。若き闘牛士の栄光と破滅を描く。1922年、1941年、1989年に映画化されている。
血(ち)となり肉(にく)となる
1 食べた物がよく吸収されて栄養となる。 2 学んだ知識・経験などが完全に身について将来の活動に役立つようになる。