ちみどろ‐ちんがい【血みどろちんがい】
[名・形動ナリ]「血みどろ」を強めていう語。「打ち砕かれて錦手の目鼻—に」〈浄・生玉心中〉
ち‐め【血目/血眼】
白目の部分が充血した目。また、逆上して血走った目。ちまなこ。
血(ち)も涙(なみだ)もな・い
全く人情味がない。冷酷そのものである。「—・い借金の取り立て」
ち‐やり【血槍】
血のついた槍。血だらけの槍。
血(ち)湧(わ)き肉(にく)躍(おど)る
勇ましくて興奮させられる。
ち‐わた【血綿】
芝居の小道具の一。傷口から血が出たように見せるために使う赤く染めた綿。
血(ち)を受(う)・ける
「血を引く」に同じ。
血(ち)を啜(すす)る
《中国では昔、誓いを立てるときにいけにえの血をすすったところから》心から誓うたとえ。
血(ち)を吐(は)く思(おも)い
ひどくつらい思い。
血(ち)を引(ひ)・く
血筋を引き継ぐ。「画家の—・く」