おうもんきんゆうかい‐しょう【横紋筋融解症】
横紋筋である骨格筋の細胞に融解、壊死(えし)が起こり、ミオグロビンなどの筋細胞成分が血液中に流出する病態。四肢の脱力、筋肉痛、着色尿などの症状があり、急性腎不全を併発することが多い。
オキシヘモグロビン【oxyhemoglobin】
呼吸によって、ヘモグロビンに酸素が結合したもの。これを含む血液は鮮紅色を呈する。酸素化ヘモグロビン。→デオキシヘモグロビン
お‐けつ【悪血】
病毒を含んだ血。くろち。わるち。あくち。
お‐けつ【瘀血】
漢方で、停滞している状態の血液。また、古い血がとどこおること。
お‐しるし【御印/御徴】
1 (御印)形だけでほとんど価値のないさま。また、量が少ないさま。「—程度の警備」「ほんの—ですから、どうかお受け取りください」 2 (御徴)分娩開始の徴候としてみられる、血の混じったおりもの。...
オシロメトリック‐ほう【オシロメトリック法】
血圧の測定方式の一つ。カフとよばれる圧迫帯を腕に巻き、加圧と減圧の過程におけるカフ内圧の振幅の変化から最高血圧(収縮期血圧)と最低血圧(拡張期血圧)の値を計測する。家庭用の電子血圧計で広く用いられる。
弟(おと)は血(ち)の緒(お)
末の子は親と血が最も近いから、最もかわいい。弟は血の余(あま)り。「—といとをしく、あくがれたづね給ひしを」〈浄・十二段草子〉
おど・る【躍る】
[動ラ五(四)] 1 飛び跳ねる。跳ね上がる。「網の中で銀鱗(ぎんりん)が—・る」 2 喜びや期待などで鼓動が激しくなる。わくわくする。「希望に心が—・る」「血湧き肉—・る」 3 激しく揺れ動く...
オプソニン【opsonin】
食菌促進物質。活性化された補体(感染・炎症反応・免疫反応などに働く血清たんぱく質の総称)など。細菌やウイルスに付着して白血球の食作用を促進する。
オプソニン‐こうか【オプソニン効果】
《opsonin effect》抗体や補体が示す、白血球の食作用を亢進(こうしん)する効果。これらが付着した異物は白血球の受容体と結合し食作用をうけやすくなる。→オプソニン