しゅうぎ‐とうさい【衆議統裁】
会議で、出席者が各自意見を述べたあと多数決を採らないで、委員長や議長が裁断を下すこと。
しゅう‐ぐ【衆愚】
多くの愚かな人々。
しゅうぐ‐せいじ【衆愚政治】
自覚のない無知な民衆による政治。ペリクレス死後のアテネの民主政治の堕落を批判していった語。
しゅう‐こう【衆口】
多くの人の言うところ。世間の評判。しゅこう。「—の一致するところ」
衆口(しゅうこう)金(きん)を鑠(と)かす
《「国語」周語下から》多くの人の言葉、特に悪口が重なると、恐るべき結果を招くことのたとえ。讒言(ざんげん)の恐ろしさをいう言葉。
しゅう‐さん【衆参】
衆議院と参議院。「—両院」
しゅうさん‐か【衆賛歌】
⇒コラール
しゅう‐しょ【衆庶】
一般の人々。庶民。「国の文明は…—の向う所を示し」〈福沢・学問のすゝめ〉
しゅう‐しん【衆心】
多くの人々の心。「—一人(いちにん)を逐(お)うて移るという状(かたち)で」〈紅葉・二人女房〉
衆心(しゅうしん)城(しろ)を成(な)す
《「国語」周語下から》多くの人が心を合わせれば、城のように堅固になる。