でい‐しゅ【出居衆】
1 近世、武家奉公・商用などの出稼ぎのため、町方で部屋借りをして暮らした人。「人宿の—になって…股引、脚絆して出で」〈浮・諸国ばなし・五〉 2 近世、岡場所で、人に抱えられず自前で営業した芸妓や...
でい‐しゅう【出居衆】
「でいしゅ」に同じ。
とうざん‐しゅう【当山衆】
当山派の山伏。
とぎ‐しゅう【伽衆】
⇒御伽衆(おとぎしゅう)
ところ‐の‐しゅう【所の衆】
平安時代、蔵人所(くろうどどころ)に属して雑事をつとめた者。六位の者の中から選ぶ。衆。
とざま‐しゅう【外様衆】
室町中期以降、足利(あしかが)氏の一門やその本来の家臣でない諸侯の家格を表す呼称。とざましゅ。
としより‐しゅう【年寄衆】
1 貞享3年(1686)以前における議奏(ぎそう)の称。 2 大名家の家老。 3 江戸幕府の老中。 4 江戸時代、町村内の行政をつかさどる役人。
どうぎょう‐しゅう【同行衆】
《「どうぎょうしゅ」とも》 1 同じ宗派の信者たち。特に、真宗の信者たち。 2 同じ講中の人々。
どうぐ‐しゅう【道具衆】
戦国時代から江戸初期にかけての武家の職名。槍奉行の配下で、戦時には長柄(ながえ)の槍を持って出陣した騎馬武者。長柄組。
どう‐しゅ【堂衆】
《「どうじゅ」とも》 1 学僧に仕えていた童子で、出家得度した者。どうしゅう。 2 天台宗教団での下級の僧で、寺院の諸堂に分属して雑役に従事した者。どうしゅう。 3 真宗の本山や別院で法要を勤め...