がくしょ【楽書】
中国の音楽書。200巻。宋の陳暘(ちんよう)の著。経書中の音楽に関する語の訓釈を行い、律呂(りつりょ)の本義・楽章・楽器など音楽一般を論じる。
がくや‐とうどり【楽屋頭取】
太夫元の名代として楽屋のいっさいを取り締まる人。代役や舞台事故の処置、化粧料・日払いの配分などを行い、また観客へのふれ言、閉場の口上などを述べる。頭取。
がんたいさくすいしん‐きょうぎかい【癌対策推進協議会】
平成19年(2007)に施行されたがん対策基本法に基づいて厚生労働省に設置された審議会。国のがん対策について議論を行い、基本計画を策定する。
がんづめ‐なおし【雁爪直し】
田の水を落として雁爪打ちを行い、数日後に水を入れて表面を平らにならすこと。
きぎょうさいせい‐ファンド【企業再生ファンド】
経営が困難になった企業に融資・出資等を行い、再建後に企業の債権や株式を売却して資金を回収するファンド。有望な事業を持ちながら、過重な債務により収益性が圧迫されている企業などが対象となる。日本では...
きぎょうねんきん‐れんごうかい【企業年金連合会】
平成16年(2004)厚生年金保険法改正に伴って、平成17年(2005)に厚生年金基金連合会を改組して名称を変更した法人組織。年金給付を行うための保有資産の安全で効率的な運用を行いながら、厚生年...
き‐せき【軌跡】
1 車輪の通った跡。轍(わだち)。 2 先人の行いの跡。 3 ある人や物事がたどってきた跡。「作家の心の—をたどる」 4 数学で、点が一定の条件に従って動くときに描く図形。例えば、定点から一定の...
きせき‐の‐いっぽんまつ【奇跡の一本松】
東日本大震災で壊滅的被害を受けた岩手県陸前高田市の名勝高田松原の約7万本の松のうち、津波に耐えてただ1本残った樹齢270年の松(アカマツとクロマツの交雑種)をさす。海水をかぶったため根が腐り立ち...
きそ‐ぎけつ【起訴議決】
検察審査会制度において、検察審査会が第二段階の審査を行い、被疑者を起訴するべきであると判断した場合の議決。→強制起訴 [補説]検察審査会が第一段階の審査で起訴相当と議決したのに対し、検察官が改め...
きた・る【来る】
[動ラ五(四)]《「きいた(来至)る」の音変化》 1 やって来る。くる。「米大統領—・る」「冬—・りなば春遠からじ」 2 使いものにならなくなる。古くなっていたむ。古くさくなる。ぼける。「角琴柱...