ゆき‐めぐ・る【行き巡る/行き廻る】
[動ラ四] 1 あちこちめぐり歩く。「をみなへし咲きたる野辺を—・り君を思ひ出たもとほり来(き)ぬ」〈万・三九四四〉 2 一回りして元にもどる。「ながらふるほどはうけれど—・り今日はその世にあふ...
ゆき‐もどり【行(き)戻り/往き戻り】
[名](スル) 1 行くことと戻ること。行ったり戻ったりすること。いきもどり。 2 嫁に行って戻った女性。出戻り。
ゆき‐や・る【行き遣る】
[動ラ四]行きつづける。多く打消しの語を伴って用いる。「—・らぬ夢路をたのむ袂(たもと)には天(あま)つ空なる露やおくらむ」〈伊勢・五四〉
ゆき‐ゆ・く【行き行く】
[動カ四]どんどん先に進む。「—・きて駿河(するが)の国にいたりぬ」〈伊勢・九〉
ゆき‐わかれ【行(き)別れ】
行き別れること。別離。いきわかれ。
ゆき‐わか・れる【行(き)別れる】
[動ラ下一][文]ゆきわか・る[ラ下二]互いに別々の方向へ別れて行く。いきわかれ。「東と西とに—・れる」
いき‐わた・る【行(き)渡る】
[動ラ五(四)]⇒ゆきわたる
ゆき‐わた・る【行(き)渡る】
[動ラ五(四)] 1 広い範囲にもれなく届く。隅々にまで及ぶ。いきわたる。「全家庭に—・る」 2 世間に広く普及する。いきわたる。「宣伝が—・る」 3 行って渡る。渡り行く。「にはたづみ川—・り...