さの【佐野】
栃木県南西部の市。中世は佐野氏の城下町、江戸時代は日光街道の宿場町。古くから佐野縮(ちぢみ)の産地。中部に出流原(いずるはら)弁天池の湧水がある。人口12.1万(2010)。 群馬県高崎市南...
さば‐かいどう【鯖街道】
かつて、若狭国(現在の福井県南西部)で獲れた海産物などを京に運ぶために使われた街道の名。特に若狭のサバが好まれたことから、この名でよばれたという。
さや‐じ【佐屋路】
東海道の脇街道の一。七里の渡しの別ルートで、熱田から万場(まんば)・佐屋を経て木曽川を舟で下り、桑名に出る道。
さる‐はし【猿橋】
日本三奇橋の一。山梨県大月市の桂川に架かる橋脚のない木橋で、両岸から突き出した刎木(はねぎ)の上に築かれ、藤づるにつかまって川を渡る猿を見て考案したものと伝えられる。えんきょう。 がある町...
さんいん‐どう【山陰道】
五畿七道の一。現在の近畿・中国地方の日本海側。丹後・丹波・但馬(たじま)・因幡(いなば)・伯耆(ほうき)・出雲(いずも)・石見(いわみ)・隠岐(おき)の8か国。また、この国々を結ぶ街道のこと。
さんよう‐どう【山陽道】
五畿七道の一。現在の中国地方の瀬戸内海側。播磨(はりま)・美作(みまさか)・備前・備中(びっちゅう)・備後(びんご)・安芸(あき)・周防(すおう)・長門(ながと)の8か国。また、この国々を結び...
ざま【座間】
神奈川県中北部の市。もと八王子街道の宿場町・市場町。昭和12年(1937)陸軍士官学校が東京から移転。第二次大戦後は米軍基地となる。人口12.9万(2010)。
し‐えき【四駅】
江戸時代、江戸を起点とする五街道の最初の宿駅。日光・奥州街道の千住(せんじゅ)、中山道の板橋、東海道の品川、甲州街道の内藤新宿。四宿。
しとさか‐とうげ【志戸坂峠】
《「しどざかとうげ」とも》鳥取県・岡山県の県境にある峠。標高581メートル。鳥取県八頭(やず)郡智頭(ちづ)町と岡山県英田(あいだ)郡西粟倉(にしあわくら)村の境に位置する。鳥取県内では最古の峠...
しぶかわ【渋川】
群馬県中央部の市。赤城山・榛名(はるな)山に東西を挟まれる。三国街道の宿場町・市場町として発達。伊香保温泉が有名。平成18年(2006)2月、北橘村・赤城村・子持村・小野上村・伊香保町と合併。人...