のさか‐さんち【野坂山地】
福井県南部・滋賀県北部にまたがる山地。山地の地溝部分は、かつて京都から若狭(わかさ)に抜けて日本海側に出る街道へと通じる重要な交通路だった。名の由来は、敦賀(つるが)市にある山地最高峰の野坂岳(...
はしもと【橋本】
和歌山県北東部の市。古来、紀ノ川の舟運や高野(こうや)街道・伊勢街道などの交通の要地。竹製品、特に釣りざお作りが有名。平成18年(2006)3月、高野口(こうやぐち)町と合併。人口6.6万(20...
はちおうじ【八王子】
東京都南西部の市。もと甲州街道の宿場町。絹織物の機業・集散地として発達し、桑都(そうと)と呼ばれた。現在は精密機器などの工業も盛ん。大学が多く、住宅地。高尾山や滝山城跡がある。人口58.0万(2...
はっ・する【発する】
[動サ変][文]はっ・す[サ変] 1 ㋐物事が起こる。生じる。また、始まる。「効力が—・する」「町の東端から山越えの街道が—・する」 ㋑外に現れる。「酔いが—・する」 ㋒出発する。「成田を—・し...
はなまき【花巻】
岩手県中部の市。もと南部氏の城下町。奥州街道の宿場町、北上川舟運の河港として発達。稲作・花卉(かき)栽培などの農業が基盤。鹿踊(ししおど)りの行われる花巻温泉郷があり、宮沢賢治の生家、高村光太郎...
はま‐かいどう【浜街道】
浜に沿っている街道。 旧街道の一。江戸から水戸・平を経て陸前の岩沼に至る海岸沿いの街道。陸前浜街道。
はゆま‐じ【駅馬路】
駅馬の通路。宿駅を設けた街道。うまやじ。えきろ。はいまじ。「—に引き舟渡し直(ただ)乗りに妹は心に乗りにけるかも」〈万・二七四九〉
はんぞう‐もん【半蔵門】
江戸城内郭門の一。門外に服部半蔵の屋敷があったことにちなむ。甲州街道への入り口にあたる。麹町御門。
ハーナウ【Hanau am Main】
ドイツ中部、ヘッセン州の都市。マイン川と支流キンツィヒ川の合流地点に位置し、中世より交通の要衝として発展。グリム兄弟の生誕地。カッセルを経てブレーメンに至るメルヘン街道の南の起点。
ばく‐しん【驀進】
[名](スル)まっしぐらに進むこと。「戦車が—する」「連勝街道を—する」