ころも‐がえ【衣替え/更衣】
[名](スル) 1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあ...
ころも‐で【衣手】
[名]《衣服の手の意から》着物の袖。たもと。多く、和歌に用いる。「妹とありし時はあれども別れては—寒きものにそありける」〈万・三五九一〉
[枕] 1 衣手をひたす意から、「ひたち」にかかる。...
こん‐りょう【袞竜】
1 天子の礼服につける竜の縫い取り。また、その縫い取りのある衣服。 2 「袞竜の御衣」の略。
コート【coat】
[名](スル) 1 防寒・雨よけなどのため、外出の時に普通の衣服の上に着るもの。オーバーコート・レインコート・吾妻(あずま)コートなど。《季 冬》「アイロンをあてて着なせり古—/久女」 2 上着...
ごう‐い【号衣】
武家で、使用人の仕着せとした家紋入りの丈(たけ)の短い衣服。看板(かんばん)。
ごく‐い【獄衣】
服役中の囚人が着る衣服。囚人服。
ご‐ふく【御服】
1 天皇・上皇など貴人を敬ってその衣服をいう語。 2 仏前に供える煎茶を敬っていう語。
ごふく‐じょ【呉服所】
江戸時代、幕府・禁裏・大名家などに出入りして衣服類などを調達した呉服屋。金銀の融通もした。呉服師。
ごふく‐どころ【御服所】
平安時代、中務(なかつかさ)省の内蔵寮(くらりょう)に属し、天皇などの衣服を調進した所。院や摂関・大臣・将軍家にも置かれた。
ごふく‐の‐ま【呉服の間】
江戸城内大奥で、将軍や御台所(みだいどころ)の衣服のことをつかさどった所。また、その役にある奥女中。