みちとせ【三千歳】
歌舞伎舞踊。清元。本名題「忍逢春雪解(しのびあうはるのゆきどけ)」。河竹黙阿弥作詞、2世清元梅吉(清元お葉とも)作曲。明治14年(1881)東京新富座上演の「天衣紛上野初花(くもにまごううえのの...
みちゆき‐ごろも【道行き衣】
旅行のときに着る衣服。旅衣(たびごろも)。「春雨はいたくなふりそ旅人の—ぬれもこそすれ」〈金槐集〉
みつ‐がさね【三つ重ね】
重箱・杯・衣服などで、三つ重ねて一組みとしたもの。「—の酒杯」
みどり‐の‐ころも【緑の衣】
緑色の衣服。六位の官人が朝服に着用した、深い縹色(はなだいろ)の袍(ほう)。りょくい。
みどり‐の‐そで【緑の袖】
《六位の者が緑の衣(ころも)を着ていたところから》六位の異称。→位階
み‐なり【身形】
1 衣服をつけた姿。また、その服装。「きちんとした—」「—を構わない」 2 からだのかっこう。からだつき。「—はだつきの細やかに美しげなるに」〈源・胡蝶〉
みなれ‐ごろも【身馴れ衣】
いつも身につけて着なれた衣服。「かたみにそへ給ふべき—も、しほなれたれば」〈源・蓬生〉
身(み)に付(つ)・ける
1 着たり、はいたりする。また、からだにつけて持つ。「衣服を—・ける」「お守りを—・ける」 2 知識・習慣・技術などを自分のものとする。体得する。習得する。「一芸を—・ける」
み‐の‐かわ【身の皮】
1 皮膚。「その—悉(ことごと)に風に吹きさかえき」〈記・上〉 2 身につける衣服。「あるほどの—を日算用すまして」〈浮・一代女・五〉
身(み)の皮(かわ)を剝(は)・ぐ
着ている衣服を生活のために売る。「—・いでその日の米を得る」