きんい‐こうし【金衣公子】
ウグイスの別名。古く中国で別種のコウライウグイスをさした。金衣鳥。
錦衣(きんい)を着(き)て故郷(こきょう)に帰(かえ)る
「錦衣故郷に帰る」に同じ。
きんきら‐きん
[形動]きらきらと派手に輝くさま。きらびやかに飾りたてるさま。「—な衣装」
きん‐しゅう【錦繍/錦綉】
1 錦(にしき)と、刺繍(ししゅう)を施した織物。 2 美しい織物・衣服。「—を身にまとう」 3 美しい紅葉や花のたとえ。「—の山々」 4 美しい字句や文章のたとえ。「—を重ねた文章」
きん‐じき【禁色】
1 律令制で、位階によって衣服の色が定められ、相当する位階より上位の色の着用が禁じられたこと。また、その色。 2 天皇や皇族などの衣服の色で、臣下の着用が禁じられたもの。黄櫨染(こうろぜん)・青...
きん‐せい【金声】
1 鐘や鉦(しょう)などの音色。 2 美しい声。また、貴重な文章。「—の序文は得るも易かりぬべきを」〈鶉衣・笠の次手序〉
きんぴか‐もの【金ぴか物】
歌舞伎で、大時代(おおじだい)な狂言の俗称。登場人物が金襴(きんらん)などの衣装をつけ、道具にも金襖(きんぶすま)などを用いるところからいう。
きん‐ぷら【金麩羅】
1 そば粉の衣をつけて揚げたてんぷら。また、卵黄を加えた小麦粉の衣をつけたてんぷら。榧(かや)の油で揚げたものもいう。 2 金めっきを施したもの。「—の安時計」
きん‐ぽう【錦袍】
錦(にしき)で作った上衣。
きんる‐ぎょくい【金縷玉衣】
中国漢代、金糸で玉片をつづってつくった、遺体をおおう衣。