けん‐ぎょう【検校／撿挍】
１ 物事を調べただすこと。また、その職。 ２ 社寺で、事務を監督する職。また、一寺の上位者で衆僧を監督する者。 ３ 荘園の役人の一。平安・鎌倉時代に置かれた。 ４ 室町時代以降、盲人に与えられた...
けんだら‐じゅ【乾陀羅樹】
ワサビノキ科の落葉低木。インドの原産。香木で、乾陀羅香・安息香などの香料の原料にする。また、煮汁は僧侶の衣を茶褐色に染めるのに用いる。乾陀樹。乾陀羅。乾陀。
けん‐ちゅう【絹紬／繭紬】
柞蚕糸(さくさんし)で織った薄地の平織物。淡褐色を帯びて節がある。布団・洋傘・衣服などに用いる。けんちゅうつむぎ。
犬馬(けんば)の養(やしな)い
《「論語」為政から》犬や馬にえさを与えるのと同じように、父母を養うのに、ただ衣食を与えるだけで敬意が伴わないこと。
けん‐も‐ほろろ
［形動］［文］［ナリ］《「けん」「ほろろ」はともに雉(きじ)の鳴き声。あるいは「ほろ」は「母衣打(ほろう)ち」からか。また、「けん」は「けんどん（慳貪）」「けんつく（剣突）」の「けん」と掛ける》...
けんもん‐しゃ【顕紋紗】
紗の地に平織りで文様をあらわした紋紗。狩衣(かりぎぬ)・水干(すいかん)・直垂(ひたたれ)などの生地に用いる。けんもんさ。けもんさ。
けん‐らん【絢爛】
［形動］［文］［ナリ］ １ 華やかで美しいさま。きらびやかなさま。「豪華—」 ２ 詩歌や文章の表現が、豊富な語彙(ごい)や凝った言い回しなどで美的に飾られていて、華麗な印象を与えるさま。「口を...
ケーシーがた‐はくい【ケーシー型白衣】
医療従事者が着る白衣のうち、動きやすさを重視した半袖で、上下セパレートのもの。米医療ドラマ「ベン‐ケーシー」の主人公が着ていたことによる愛称。
げい‐しょう【霓裳】
《「霓」は虹のこと》 １ 虹のように美しい裳(も)。 ２ 「霓裳羽衣(うい)2」の略。
げいしょう‐うい【霓裳羽衣】
１ 虹のように美しい裳(も)と羽衣(はごろも)。天人や仙女などの着る衣。 ２ 唐の玄宗が、夢の中で見た天上の月宮殿での天人の舞楽にならって作ったと伝えられる楽曲。霓裳羽衣の曲。
