トリストラム‐シャンディ
《原題The Life and Opinions of Tristram Shandy, Gentleman》スターンによる小説。1760年から1767年にかけて、全9巻を刊行。原題は「紳士トリ...
取(と)り付(つ)く島(しま)
頼りとしてすがるところ。取り付き所。多く、あとに打消しの表現を伴って用いる。「つっけんどんで—もない」 [補説]文化庁が発表した平成24年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「取...
鳥肌(とりはだ)が立(た)・つ
寒さや恐怖などによって、皮膚に鳥肌があらわれる。鳥肌立(だ)つ。「怪談に—・つ」 [補説]近年、「名演奏に—・つ」のように、深い感動の表現としても用いられることがある。
トロンプ‐ルイユ【(フランス)trompe-l'œil】
《人目を欺(あざむ)く意》 1 実物と見まがうほど写実的な絵画。また、その技法。古くは古代ギリシャ絵画にみられ、ルネサンス期では、建築物の壁面に大理石の模様や彫刻作品を描き込むなどの表現も行われ...
とんでも‐な・い
[形]《「とでもない」の音変化》 1 思いもかけない。意外である。「—・い人にばったり出会う」「—・い発明」 2 もってのほかである。「—・い悪さをする」 3 まったくそうではない。滅相もない。...
とん‐と
[副] 1 すっかり。きれいさっぱり。「宿題を—忘れた」 2 (あとに打消しの表現を伴って)一向に。すこしも。「何度聞いても—わからない」「—姿を見せない」
どういつ‐がいねん【同一概念】
論理学で、言語的表現は異なるが、内包と外延ともにまったく同一である概念。例えば、内閣総理大臣と首相。
どう‐こう
[副]《副詞「どう」に副詞「こう」の付いた語》多く否定表現に用いて、特にそれと定めず、さまざまな行為や事態をひっくるめて指し示す。どうのこうの。とやかく。「私が—言える問題ではない」
ドキュドラマ【docudrama】
《documentary(ドキュメンタリー)+drama(劇)から》取材レポートなどをもとにドラマに表現し、両者を混合して構成した放送番組。
どくりつ‐の‐ほうそく【独立の法則】
メンデルの法則の一。二対の対立形質について、2代目の表現型は9対3対3対1の比に分離して現れ、一対ずつの対立遺伝子について見るとそれぞれ3対1の分離比となっていることから、各対立遺伝子は個々独立...