でんき‐めっき【電気鍍金】
電気分解によって、陽極とする金属を、陰極とする金属の表面に還元・付着させるめっき。表面が美しく、耐食性・耐磨耗性にすぐれる。でんきときん。
でんし‐じゅう【電子銃】
電子線を発生し、特定方向に射出する装置。電極を高熱にする熱陰極放出、強い電場をかけて表面の電子を放出させる電界放出などの方式がある。電子顕微鏡、ブラウン管などに用いられる。
デンタル‐エステティック【dental esthetic】
審美歯科。近年の歯科医学界の世界的傾向の一つで、年齢に合った歯の美容の研究や心の問題までも含めて取り上げるもの。歯列矯正・歯間マッサージ・歯石クリーニング、歯磨き指導から、黒ずんだり欠けたりした...
でん‐ちゃく【電着】
電解液中にイオンが析出して電極の表面に付着すること。金属イオンと電子との中和で起こる金属電着が主で、電気めっきに応用。
でんちゃく‐とそう【電着塗装】
水性塗料や水溶性樹脂を電解液とし、電着作用によって金属表面に塗料や樹脂の塗装膜を作ること。自動車の車体や部品の下塗りなど、複雑な形状の塗装に利用。
でんちゃく‐とりょう【電着塗料】
塗装される金属を陰極または陽極とし、その対となる電極との間で直流電流を流して、電気分解によって金属表面を塗装する塗料。
といた‐がえし【戸板返し】
歌舞伎の仕掛け物の一。「東海道四谷怪談」の3幕目で用いる。戸板の表面にお岩の、裏面に小平の死体をくくりつけ、顔にあたる所にあけた穴から役者が顔を出し、二役早替わりをするもの。
とう‐い【糖衣】
1 薬剤を服用しやすくするために外側に施した、糖分を含む被膜。「—錠」 2 チョコレートやゼリーなどの表面を覆う、砂糖でつくった硬い被膜。「—菓子」
とうえいがた‐せいでんようりょうほうしき【投影型静電容量方式】
タッチパネルの動作方式の一。X軸方向とY軸方向のフィルム状の電極を重ね合わせた構造で、指を触れた部分の静電容量の変化から位置を検出する。多点を同時に検出することも可能であり、スマートホンやタブレ...
とう‐さ【糖鎖】
ぶどう糖などの糖がグリコシド結合した化合物。結合する糖の数は最小二つから最大数万までさまざま。生体内のたんぱく質や脂質と結合し、細胞どうしの認識や相互作用に重要な機能を果たしている。ABO式血液...