にじゅう‐けんりょく【二重権力】
1 二つの勢力が対立したまま権力を保持している状態。「革命政府と亡命政府による—支配が続く」 2 表面上の権力者とは別に、裏に潜む実力者が影響を及ぼす状態。「舞台裏から政権を操る—構造」
にせ‐しょうろ【贋松露】
ニセショウロ科の毒キノコ。夏から秋に山野などの地上に生える。ショウロに似るが、表面に裂け目がある。
にせんいち‐マーズオデッセイ【二〇〇一マーズオデッセイ】
《2001 Mars Odyssey》米国の火星探査機。γ線分光計による火星表面近くの水(氷)の探査を目的とする。2001年に打ち上げられ、同年に周回軌道への投入に成功。極域のドライアイスの下に...
にせんえん‐けん【二千円券】
1 日本銀行券の一。額面は2千円で、平成12(2000)年7月19日発行開始。表面に守礼門、裏面に「源氏物語絵巻」「紫式部日記絵巻」が描かれている。二千円札。 2 2千円分の利用ができる商品券や...
ニッケル‐めっき【ニッケル鍍金】
金属の表面をニッケルでめっきすること。装飾や防食のため、鉄・銅合金・亜鉛ダイカストなどに行う。
にっ‐しん【日震】
太陽表面に生じる振動や波動現象。1960年代、米国のロバート=レイトンが太陽表面の大気の動きによるドップラー効果から、約5分周期の振動を発見。理論的には太陽内部の対流運動に励起された音波的な固有...
にっしん‐がく【日震学】
日震とよばれる太陽表面に生じる振動現象を観測することで、太陽の内部構造や物理状態を研究する学問。現在までに、太陽内部の対流層の厚さ、内部の角速度分布などが明らかになった。陽震学。
に‐の‐いた【二の板】
1 兜(かぶと)の錏(しころ)、鎧(よろい)の草摺(くさずり)、袖、栴檀(せんだん)の板などの、上から2枚目の板。 2 籠手(こて)の二の腕の表面に据える板。二の座盤(ざばん)。
にほん‐がわら【日本瓦】
粘土で作った焼き瓦。素焼きのものと、表面に釉薬(うわぐすり)をかけて焼いたものとがある。セメント瓦や金属瓦に対していう。
ニボルマブ【Nivolumab】
免疫チェックポイント阻害剤の一つ。T細胞や樹状細胞の表面に発現するPD-1と、がん細胞の表面に発現するリガンド(PD-L1)が結合すると、免疫細胞の働きが抑制され、がん細胞が増殖する。ニボルマブ...