かいめん‐ちょうりょく【界面張力】
二つの相が接するとき、分子間の引力に基づき、その界面の表面積を減少させようとする力。水銀や水が空中で球形になるのはこの力による。液体の場合は、一般に表面張力という。
かいよう‐プレート【海洋プレート】
地球表面を覆うプレートのうち、海洋底からなるもの。平均密度が高く強固なため、海溝において大陸プレートの下に沈み込む。日本近海では太平洋プレート、フィリピン海プレートがある。
かえんがた‐どき【火焔型土器】
縄文時代中期の土器の一種。多くが深鉢。口縁部に付く鶏冠状の把手や鋸歯状の突起が、火炎のようにも見えることによる称。表面には縄文でなく、隆線(りゅうせん)文と沈線(ちんせん)文が施されている。信濃...
かお【顔】
[名] 1 頭部の前面。目・口・鼻などのある部分。つら。おもて。「毎朝—を洗う」 2 かおかたち。かおだち。容貌(ようぼう)。「彫りの深い—」 3 表情。かおつき。「浮かぬ—」「涼しい—をする...
かお‐いろ【顔色】
1 顔の表面の色。血色。「—が悪い」 2 感情の動きの表れた顔のようす。顔つき。機嫌。「上役の—をうかがう」「—を見る」
かお‐だし【顔出し】
[名](スル) 1 訪問すること。また、あいさつに行くこと。「親類の家に—する」 2 会合に出席すること。「ちょっと—してくる」 3 表面に現れること。「お人好しな性格が—する」 4 テレビ番組...
かがくきそう‐せいちょうほう【化学気相成長法】
原料を含む混合ガスを加熱した基板の上に流し、熱分解などの化学反応によって表面に結晶や非晶質の薄膜を蒸着させる方法。半導体素子の製造過程において、絶縁体や金属などの薄膜を形成するのに欠くことのでき...
かがくきょうか‐ガラス【化学強化ガラス】
表面を化学処理することで強化したガラス。ガラスを溶融した硝酸カリウムに漬け、表面のナトリウムイオンをカリウムイオンに置き換えると、そのイオン半径の違いから圧縮応力層が形成され、強度が増す。薄いガ...
かがく‐めっき【化学鍍金】
電気を使うことなく、化学反応によって行うめっき。還元剤を用いて金属イオンを析出し、材料表面に付着させる。硝酸銀水溶液と還元剤でガラス表面に銀めっきを施すなど。無電解めっき。
かがみ【鏡/鑑/鑒】
1 人の姿や物の形を映し見る道具。古くは青銅・白銅・鉄などの表面に水銀に錫(すず)をまぜたものを塗って磨いて作った。形は方円・八つ花形などがある。現在のものは、ガラス板の裏面に水銀を塗ってある。...