ししつ‐にじゅうそう【脂質二重層】
細胞膜の基本構造を成す、リン脂質を主とする膜。隙間なく並んだリン脂質が疎水性部分を内側に、親水性部分を外側に向けて二重の層となる。細胞膜の表面は親水性をもち、内部は脂肪酸に満ちて細胞の内外を遮断...
し‐しゅう【刺繍】
[名](スル)種々の糸を用いて、布地の表面に絵や模様を縫い表すこと。縫い取り。「ハンカチにイニシャルを—する」
しじみ‐ちょう【小灰蝶/蜆蝶】
鱗翅(りんし)目シジミチョウ科の昆虫の総称。小形の蝶で、翅(はね)の表面は褐色・青色・紫色など。日本にはウラギンシジミ・ミドリシジミ・ベニシジミなど約60種が知られる。《季 春》
しじら【縬】
織物で、縦横どちらかの糸を縮ませ、織物の表面に作り出した細かい縮みじわ。また、そのような織り方や織物。
しそう‐ねんまく【歯槽粘膜】
歯槽骨の表面を覆う粘膜。
しっ‐しょく【湿食】
金属表面の液体の水が関与する腐食。ふつう常温下において、水を介して酸化還元反応を担うイオンが存在する場合に生じる。⇔乾食2。
しっぽう‐やき【七宝焼(き)】
金属などの表面にガラス質の色釉(いろぐすり)を焼きつけて模様・絵などを表す装飾工芸。有線七宝・無線七宝・透明七宝などがある。七宝流し。エマーユ。
しつ‐かん【質感】
材質がもつ、視覚的・触覚的な感じ。表面の肌合い。「素材の—を生かした作品」
しつじゅん‐ねつ【湿潤熱】
固体表面に液体が接触したときに発生する熱。発熱量の測定から、粉体の表面積やその性質、混ざりやすさなどがわかる。浸漬(しんし)熱。
しにく‐こう【歯肉溝】
歯の表面のエナメル質と歯肉との間にある溝状の隙間。健康な人で約1〜2ミリの深さがある。これが細菌などに破壊されて広がったものを歯周ポケットという。