かざみ【汗衫】
《「汗衫」の字音「かんさん」の音変化》 1 衣類に汗がにじむのを防ぐために着た単(ひとえ)の下着。あせとり。「山吹の絹の—よくさらされたる着たるが」〈宇治拾遺・一一〉 2 平安時代以降、後宮に奉...
かん‐さん【汗衫】
⇒かざみ(汗衫)
カルサン【(ポルトガル)calção】
袴(はかま)の一種。上を緩めに仕立て、裾口に細い横布をつける。中世末に来日したポルトガル人のズボンをまねたもの。武士から町人まで着用したが、江戸時代には町人の労働着となった。現代でも農山村や寒い...
ちょう‐さん【長衫】
ひとえでたけの長い中国服。
へん‐さん【偏衫/褊衫】
《「へんざん」とも》僧衣の一。両袖を備えた上半身をおおう法衣。下半身に裙子(くんす)をつける。転じて、僧衣。
ろう‐そう【緑衫】
《「ろくさん」の音変化》六位の官人が着用した緑色の袍(ほう)。
ろく‐さん【緑衫】
⇒ろうそう(緑衫)