すい‐せい【衰世】
衰えた世の中。末の世。末世。「同じ—とはいいながら、人の心のまだまだゆるやかなりし証拠なるべし」〈荷風・夜の車〉
すい‐せい【衰勢】
衰えた勢い。勢いの衰えたようす。「家運が—に向かう」「—を立てなおす」
すい‐たい【衰退/衰頽】
[名](スル)勢いや活力が衰え弱まること。衰微。凋落(ちょうらく)。「産業が—する」
すい‐じつ【衰日】
⇒すいにち(衰日)
すい‐にち【衰日】
陰陽道(おんようどう)で、生年月の干支(えと)や年齢により、万事に忌み慎むべき日とする凶日。「衰」の字を避けて徳日(とくにち)ともいう。すいじつ。
すい‐ねん【衰年】
体力の衰える年齢。老年。衰齢。
すい‐はい【衰廃】
[名](スル)おとろえすたれること。
すい‐はい【衰憊】
[名](スル)おとろえ弱ること。「土爾格の国古盛にして今—するもの許多弊政の然らしむる処」〈栗本鋤雲・匏菴十種〉
すい‐び【衰微】
[名](スル)勢いが衰えて弱くなること。衰退。「産業が—する」「戦乱で町が—する」
すい‐へい【衰弊】
勢いなどがおとろえ弱ること。「大英国は—し」〈東海散士・佳人之奇遇〉