おとろ・う【衰ふ】
[動ハ下二]「おとろえる」の文語形。
おとろえ【衰え】
衰えること。衰弱。衰微。「体力の—を覚える」
おとろ・える【衰える】
[動ア下一][文]おとろ・ふ[ハ下二]力や勢いなどが弱くなる。盛んでなくなる。衰弱する。「記憶力が—・える」「雨脚が—・える」「文化が—・える」「家が—・える」
すい【衰】
[常用漢字] [音]スイ(呉)(漢) [訓]おとろえる 物事の勢いや力が弱くなる。「衰弱・衰勢・衰退・衰微/減衰・盛衰・老衰」
すい‐うん【衰運】
次第に勢いがなくなって衰えてゆく運命。⇔盛運。「—の一途をたどる」
すい‐がん【衰顔】
やせ衰えた顔。やつれた顔。
すい‐こう【衰耗】
[名](スル)衰え弱ること。すいもう。「国力—日を逐(おっ)て甚だしく」〈染崎延房・近世紀聞〉
すい‐ざん【衰残】
すっかり弱り衰えること。「—の身」
すい‐し【衰死】
[名](スル) 1 衰弱して死ぬこと。 2 草木がしぼんで枯れること。
すい‐じゃく【衰弱】
[名](スル)からだなどが衰え弱ること。「病気で—する」「神経—」