くじ‐しょ【公事所】
昔、訴訟を取り扱い、それを裁いた所。今の裁判所にあたる。公事場。
くじ‐び【公事日】
訴訟裁判が行われる日。「今度の—に、両人ともに参りませい」〈狂言記・内沙汰〉
くじ‐やど【公事宿】
江戸時代、訴訟や裁判のために地方から江戸や大坂に出てきた人を宿泊させた宿屋。宿の主人は訴訟人の依頼をうけて訴訟行為を補佐することを公認されていた。公事人宿。出入り宿。郷宿(ごうやど)。
くぶん‐しんり【区分審理】
裁判員裁判で、同一の被告人に対して複数の事件が起訴されたときに、事件をいくつかに区分し、それぞれに裁判員を選任して審理を行うこと。すべての事件を一括して審理すると裁判が長期化し、裁判員の負担が過...
クリスチャンスボー‐じょう【クリスチャンスボー城】
《Christiansborg Slot》デンマークの首都、コペンハーゲンの中心部、スロッツホルメンにある宮殿。1167年、アブサロン大主教により建設されたが、戦争や火災により破壊と再建がくり返...
くんじ‐きてい【訓示規定】
各種の規定のうち、裁判所や行政庁に対する指示としての性格をもつにすぎず、それに違反しても行為の効力には影響がないとされるもの。→効力規定
グディニア【Gdynia】
ポーランド北部の港湾都市。バルト海に面し、同国随一の港湾をもつ。グダニスク、ソポトとともに「三連都市」とよばれる大都市圏を形成。第一次大戦後、ドイツ支配下のダンツィヒ(現グダニスク)に対抗し、ポ...
ぐはん‐しょうねん【虞犯少年】
一定の事由があり、性格や環境から、将来罪を犯したり刑罰法令に触れる行為をしたりするおそれのある20歳未満の者。少年法によって家庭裁判所の審判に付される。→非行少年
グラウ‐ひろば【グラウ広場】
《Plaza Grau》ペルーの首都リマの旧市街南端にある広場。19世紀にペルー海軍の提督を務めたミゲル=グラウの名を冠し、中央に彼の像が立つ。周囲に最高裁判所、リマ美術館、イタリアンアート美術...
ぐんじ‐さいばん【軍事裁判】
1 軍法会議で行われる裁判。 2 戦争犯罪人を裁くために行われる国際的な裁判。→極東国際軍事裁判 →ニュルンベルク裁判