ひほじょ‐にん【被補助人】
精神上の障害により判断能力が不十分であるとして、家庭裁判所から補助開始の審判を受けた人。後見や保佐よりも障害の程度が軽微な場合に認定され、特定の法律行為について、補助人の同意または代理が必要となる。
ひみつ‐さいばん【秘密裁判】
⇒密室裁判
ひみつしょうしょ‐いごん【秘密証書遺言】
民法で規定されている普通方式の遺言の一。遺言書の内容や存在を秘密にすることができる。遺言者は署名押印した遺言書を封筒に入れて封印し、公証人に提出し、証人2人以上の立ち会いのもとで氏名・住所などを...
ひゃくにち‐さいばん【百日裁判】
事件を受理した日から100日以内に判決を行うことが求められている裁判。公職選挙法に規定されている、選挙の当選人や連座制対象者による一定の選挙犯罪に関する訴訟など。 [補説]他に、選挙の効力に関す...
ひょう‐けつ【評決】
[名](スル) 1 評議して決めること。議決。「法案を—する」 2 合議制の裁判所で、裁判内容を確定するために評議・採決すること。
ひょうじょう‐しゅう【評定衆】
鎌倉幕府の職名。評定所に出仕して、執権・連署とともに裁判・政務などを合議裁決した。室町幕府もこれを引き継いだが、幕府の衰退とともに有名無実となった。
ひょうじょう‐しょ【評定所】
1 鎌倉幕府で、評定衆が事務を取り扱った役所。 2 江戸幕府の置いた最高の裁判機関。老中・大目付・目付・三奉行などが事件の重要度に従って列席し合議した所。
ひょうりゅうさいばん【漂流裁判】
笹倉明の長編小説。昭和63年(1988)刊。レイプ裁判を巡る法廷ミステリー。同年の第6回サントリーミステリー大賞受賞。
ビーシーきゅう‐せんぱん【BC級戦犯】
第二次大戦後、連合国が訴追したB級戦犯とC級戦犯の総称。B級戦犯は、戦争法規または慣例に違反したとする「通例の戦争犯罪」に該当する者、C級戦犯は「人道に対する罪」に該当する者とされた。→A級戦犯...
ファタヒラ‐ひろば【ファタヒラ広場】
《Taman Fatahillah》インドネシアの首都ジャカルタの市街北部、コタ地区にある広場。周囲にはオランダ統治下のバタビア時代の市庁舎や裁判所をはじめ、歴史的建造物が多く残り、現在は歴史博...