たち‐おとし【裁(ち)落(と)し】
余分なものとして切り取られた部分。特に製紙や製本の仕上げ裁ちで出る紙のくず。
たち‐おと・す【裁(ち)落(と)す】
[動サ五(四)]裁ち切って不必要な部分を取り除く。「布を—・す」
たち‐おろし【裁(ち)下ろし】
1 新調したばかりの着物。仕立ておろし。 2 衣服を仕立てる寸法。
たち‐か・う【裁ち替ふ/裁ち換ふ】
[動ハ下二]布などを裁ちなおして衣服を作りかえる。「蝉の羽も—・へてける夏衣」〈源・夕顔〉
たち‐かた【裁(ち)方】
布地を裁断する方法。
たち‐き・る【断(ち)切る】
[動ラ五(四)] 1 (「裁ち切る」「截ち切る」とも書く)刃物などで切りはなす。「布を半分に—・る」 2 かかわりやつながりを切って、関係をなくす。「腐れ縁を—・る」「未練を—・る」 3 さえぎ...
たち‐ぎれ【裁(ち)切れ】
裁断してある布。
たち‐くず【裁ち屑】
紙や布などを裁断したときに出る残りくず。
たち‐だい【裁(ち)台】
布地の裁断に用いる台。
たち‐つけ【裁(ち)着け】
「裁(た)っ着け」に同じ。「六十余りなる男、鬢(びん)鬚(ひげ)白く…、—を着て杖を突き」〈仮・浮世物語・二〉