じはつ‐かくぶんれつ【自発核分裂】
中性子やその他の粒子の衝突を受けなくても自然に生じる核分裂。ウランやプルトニウムなどの質量数が非常に大きい同位体に見られる。自然核分裂。
じゅう‐れつ【縦裂】
[名](スル)たてに裂けること。また、その裂け目。「ザクロの実が—する」
すん‐れつ【寸裂】
[名](スル)ずたずたに裂くこと。また、細かく裂けること。「廷中に背立して、帝に対(むか)わず、正言して屈せず、遂に—せられる」〈露伴・運命〉
せいじゅく‐ぶんれつ【成熟分裂】
減数分裂のこと。動物では生殖細胞を形成するときに起こるのでいう。
せん‐れつ【浅裂】
[名](スル)葉の縁などが、浅く切れ込むこと。また、その切れ込み。
ぜん‐れつ【全裂】
[名](スル)葉・萼(がく)・花びらなどの縁の切れ込みが深く、基部にまで達していること。
ソリトン‐ぶんれつ【ソリトン分裂】
ソリトンとよばれる孤立した波が、伝播する過程で多数の波に分裂する現象。特に津波が遠浅の海域を伝播するとき発生することが知られ、津波の前面に周期の短い波群が現れ、波高が増幅する。波状段波。
たいさいぼう‐ぶんれつ【体細胞分裂】
真核生物の最も一般的な分裂・増殖方法。染色体が縦裂して両極へ分離し、母細胞と同じ染色体数が娘細胞(じょうさいぼう)に分配される。→細胞分裂
だいのう‐じゅうれつ【大脳縦裂】
大脳の、右脳と左脳を隔てる溝。間に、頭蓋から下垂した大脳鎌がある。
だん‐れつ【断裂】
[名](スル)切れて裂けること。「靭帯(じんたい)—」