エッシュ‐シュル‐アルゼット【Esch-sur-Alzette】
ルクセンブルク大公国南部の都市。シュール川の支流アルゼット川沿いに位置し、フランスとの国境に近い。同国第二の規模をもつ工業都市。19世紀末に製鉄業で発展した。
エッセン【Essen】
ドイツ西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。ルール地方の中心的な工業都市であり、製鉄・機械工業が発達した。兵器生産で知られたクルップ社(現ティッセンクルップ)創業の地。2001年、市北...
エッチアイアン‐ほう【Hアイアン法】
《H iron process》高温高圧の水素(H)ガスの中で、粉末化した鉄鉱石を直接還元させる製鉄法。純度の高い鉄が得られる。
エルディー‐ほう【LD法】
オーストリアのリンツ(Linz)とドナビッツ(Donawitz)にある製鉄所で工業化された、転炉製鋼法の一。溶けた鋼に酸素を吹きつけて精製する。純酸素転炉法。
エンゲルスバーリ‐せいてつじょ【エンゲルスバーリ製鉄所】
《Engelsbergs bruk》⇒エンゲルスベリ製鉄所
エンゲルスベリ‐せいてつじょ【エンゲルスベリ製鉄所】
《Engelsbergs bruk》スウェーデン中部にある製鉄所跡。ストックホルムの北西約140キロメートルに位置する。良質な鉄鉱石の産地にあり、森林資源も豊富だったため、中世より製鉄が始まった...
おおしま‐たかとう【大島高任】
[1826〜1901]幕末から明治初期の冶金(やきん)技術者。陸奥(むつ)の人。安政4年(1857)釜石鉱山に洋式高炉を建設、日本近代製鉄業の基礎を築いた。
お‐しゃか【御釈迦】
作り損ねた製品。不良品。また、使いものにならなくなったもの。「—にする」「傘が—になる」 [補説]阿弥陀像を鋳るはずが、誤って釈迦像を鋳てしまったことから出た語とされ、鋳物・製鉄工場などで使われ...
オストラバ【Ostrava】
チェコ東部、モラバ地方の都市。オドラ川(オーデル川)沿いに位置する。ポーランドとの国境に近く、シュレジエン地方の炭田地帯にあり、製鉄業などの重工業で発展した。国立モラビアシレジア劇場、オストラバ...
かなやご‐がみ【金屋子神】
たたら師・鍛冶(かじ)屋など金属関係の業者が信仰する神。この神が中国山地に降臨して、たたら製鉄が始まったと伝えられる。