ふく‐ごう【複合】
[名](スル) 1 複数のものが合わさって一つのものになること。「さまざまな原因が—して起きた事故」 2 「複合競技」の略。「ノルディック—」
ふくごう‐おせん【複合汚染】
2種類以上の毒性物質が複合して毒性を強めた汚染。 [補説]有吉佐和子の小説から一般に用いられるようになった。→複合汚染(書名)
ふくごう‐かく【複合核】
核反応において、入射粒子と標的となる原子核が衝突して形成される、準安定的な励起状態にある原子核。この複合核が崩壊し、反応の終状態である原子核と粒子ができる。
ふくごう‐き【複合機】
⇒プリンター複合機
ふくごう‐きょうぎ【複合競技】
スキーのノルディック種目の一。ジャンプ競技と距離競技を連続して行い、総合成績で順位を競う。個人戦と、4人で1チームの団体戦とがある。コンバインドレース。ノルディック複合。
ふくごう‐こっか【複合国家】
複数の国家が結合して、国際的に一国と見なされるような国家形態。対等の結合関係に立つ連邦・国家連合・物上連合などと、宗主国と保護国のように支配・従属関係に立つものとがある。複合国。⇔単一国家。
ふくごう‐ざい【複合材】
⇒複合材料
ふくごう‐ざいりょう【複合材料】
2種類以上の異なる素材を組み合わせてつくられる材料。単一の素材よりも強度や耐熱性などに優れる。ガラス繊維強化プラスチックなど。複合素材。複合材。
ふくごう‐すいがい【複合水害】
⇒複合水災害
ふくごう‐すいさいがい【複合水災害】
土石流・斜面崩壊・河川の氾濫・内水氾濫など複数の要因によって生じる災害。複合水害。