あり‐すい【蟻吸】
キツツキ科の鳥。全長、約18センチ。全体に灰褐色。くちばしは弱く、地上などでアリを食べる。北海道および本州北部で繁殖する。
ありのとう‐ぐさ【蟻の塔草】
アリノトウグサ科の多年草。山野に生え、高さ15〜25センチ。葉は卵円形で小さく、縁にぎざぎざがあり、対生。夏から秋、黄褐色の小花が、多数下向きに咲く。のみとりぐさ。
アルペンローゼ【(ドイツ)Alpenrose】
ツツジ科の常緑低木。葉は楕円形で、裏面は暗褐色。夏、紅色の漏斗状の花をつける。アルプス・ピレネー山脈の高地の原産。
あわ‐たけ【粟茸】
イグチ科のキノコ。夏から秋にかけて山野に生え、傘は直径3〜10センチで褐色、裏面に小さな穴がある。食用。あつたけ。
あわび【鮑/鰒/石決明】
ミミガイ科の巻き貝のうち、マダカアワビ・クロアワビ・メガイアワビ・エゾアワビの総称。貝殻は平たい楕円形で、殻口が大きいために二枚貝の片側だけのように見える。殻径10〜20センチ。殻の外面は褐色で...
あん‐かっしょく【暗褐色】
黒みを帯びた褐色。
あんこく‐ぶっしつ【暗黒物質】
宇宙に存在する、光を放出も反射もしない未知の物質。銀河の回転運動や銀河団内の銀河の運動から質量を推定すると、星や銀河として光っている物質の質量の約10倍になる。大半を占める「見えない質量(ミッシ...
アン‐ツー‐カー【(フランス)en-tout-cas】
《晴雨兼用の傘の意》陶土などを高温で焼いた赤褐色の人工土。また、それを敷いて水はけをよくした競技場やテニスコート。現在ではほとんど使用されない。
アンバー【umber】
黄褐色の天然鉱物顔料。また、その色。二酸化マンガン・珪酸塩(けいさんえん)などを含む水酸化鉄で、塗料・絵の具の原料とする。ウンブラ。
アンボイナ‐がい【アンボイナ貝】
イモガイ科の巻き貝。殻高約12センチで、殻表は褐色で白い斑点がある。紀伊半島以南、西太平洋の熱帯域にかけて広く分布。歯舌の毒性は非常に強く危険。名称はインドネシアの地名に由来。