コヨーテ【coyote】
食肉目イヌ科の哺乳類。オオカミに似るが小形で、体長約1メートル。尾は太く、長さ30〜40センチ。毛は灰褐色。北アメリカの草原にすみ、草原オオカミといわれる。夕暮れになると甲高い声で呼び合う。
こ‐るり【小瑠璃】
ヒタキ科ノゴマ属の鳥。全長14センチくらい。雄は背面が鮮やかな青色で、腹面は白い。雌は上面が緑褐色。コマドリに似た声で鳴く。日本では夏鳥。《季 夏》「歯朶(しだ)くらし—のこゑのまろびくる/秋桜子」
ころ‐だい【胡盧鯛】
イサキ科の海水魚。全長約50センチ。体は楕円形。体色は青色の地に黄褐色の斑点が散在する。南日本の沿岸に分布。食用。
ころも‐がい【衣貝】
コロモガイ科の巻き貝。浅海の砂泥底にすむ。貝殻は紡錘形で、殻高約7センチ。殻表は茶褐色で、螺層(らそう)は階段状に角ばり、太い縦の肋(ろく)と螺肋(らろく)とが刻まれている。ふたはない。本州中部...
コーチン【cochin】
鶏の一品種。中国の原産。肉用種で、羽色は黄褐色のものが多い。名は、欧州に輸入された際に、コーチシナ産と誤って伝えられたことによる。
コーヒー【coffee/(オランダ)koffie】
コーヒーノキの種子を煎(い)って粉にしたもの。また、それを熱湯で漉(こ)したり煮出したりした褐色の飲み物。産地によって苦味・酸味・香りが異なる。
ごいし‐しじみ【碁石小灰蝶】
シジミチョウ科の昆虫。翅(はね)の表面は黒褐色、裏面は白地に黒色の斑紋が散在する。笹につくアブラムシの分泌する甘い汁を吸う。
ご‐おう【牛黄】
牛の胆嚢(たんのう)に生じる黄褐色の結石。漢方で、狭心症・胃炎・腎盂炎(じんうえん)などに薬用。
ごきぶり【蜚蠊】
《「ごきかぶり(御器噛)」の音変化》ゴキブリ目の昆虫の総称。茶褐色や黒褐色の体色のものが多く、油を塗ったようなつやがある。体は扁平で、前胸が大きい。口は、かむ型。翅(はね)に原始的な特徴がある。...
ごしき‐えび【五色海老】
イセエビ科の甲殻類。房総以南の岩礁の多い海にすむ。体長約30センチになり、頭胸甲のとげはイセエビより数が多くて長い。体色は暗紫褐色で、白や緑色の縞模様がある。食用。