しそ‐きせき【紫蘇輝石】
斜方輝石の一種。マグネシウム・鉄の珪酸塩(けいさんえん)鉱物。黒緑色・暗褐色の柱状結晶。火成岩の主な造岩鉱物の一。
し‐でい【紫泥】
無釉(むゆう)で赤紫色または紫褐色の陶器。天青泥といわれる土を用いた、中国宜興窯(ぎこうよう)のものが代表的。→朱泥
しな‐ぬの【科布】
シナノキの樹皮の繊維で織った布。赤褐色で布目が粗く、水湿に耐える。労働着・漉(こ)し袋・蚊帳(かや)・荷縄などに使った。信濃布(しなのぬの)。
しのぶ【忍】
1 シノブ科の多年生のシダ。山中の岩や樹木に着生。根茎は褐色の鱗片(りんぺん)を密にかぶり、葉身は三角形で細かく裂ける。江戸時代から根や茎を丸めて釣り忍として観賞用にする。しのぶぐさ。《季 夏》...
しば‐いぬ【柴犬】
日本犬の一品種。小形で、毛色は褐色のものが多い。本来はキツネ・アナグマ用の猟犬だが、家庭犬としても重用される。しばけん。
しびれ‐えい【痺鱝】
エイ目シビレエイ科の海水魚。浅海の砂泥底にすむ。全長約30センチ。体は扁平な円形、背面は褐色で不規則な暗色斑があり、体の中央に一対の発電器をもつ。南日本に分布。
しぶ‐いろ【渋色】
柿渋のような茶褐色。うすがき色。「—の羽織」
しま‐うしのした【縞牛の舌】
ササウシノシタ科の海水魚。全長約25センチ。両眼が体の右側にあり、有眼側は褐色の横縞が多数ある。食用。つるまき。
しま‐どじょう【縞泥鰌】
コイ目ドジョウ科の淡水魚。全長約15センチ。体は淡黄褐色で、体側に暗褐色の斑紋が並ぶ。水のきれいな川や湖の砂礫底(されきてい)にすむ。《季 夏》
しま‐のじこ【島野路子】
ホオジロ科の鳥。全長14センチほど。雄は頭から背、のどが赤褐色、腹が黄色。雌は黄褐色に黒い縦斑がある。東部シベリアで繁殖し、日本では迷鳥。