ぬた‐うなぎ【沼田鰻】
1 ヌタウナギ科の魚。全長約60センチ。体は茶褐色。本州中部地方以南の海域にすむ。 2 ヌタウナギ目ヌタウナギ科の魚の総称。円口類の一群。体はウナギ形で、前端に口があり、肉質の四対のひげが囲む。...
ぬま‐か【沼蚊】
ヌマカ属のカの総称。体長10ミリメートル前後。黒褐色で体や脚に白い斑紋がある。南アメリカ・南アジア・アフリカの熱帯地域を中心に約20種が知られ、日本にはアシマダラヌマカが生息する。マレー糸状虫を...
ぬま‐がえる【沼蛙】
アカガエル科の両生類。体長3〜5センチで、雌は時に6センチを超える。背は褐色に暗色斑があり、腹面は白い。本州中部以南から東南アジア一帯に分布。ぬまあかがえる。
ぬま‐すぎ【沼杉】
ヒノキ科の落葉高木。高さ25〜50メートル。湿地では、根回りの地上に呼吸根を出す。樹皮は赤褐色か灰褐色で、繊維状にはげる。葉は線形で羽状に並び、秋に褐色に色づいたのち、枝とともに落葉。北アメリカ...
ぬめり‐ごち【滑鯒】
ウバウオ目ネズッポ科の海水魚。沿岸の砂泥底にすみ、全長約20センチ。体はうろこがなくて粘液に覆われ、扁平で細長く、黄褐色に暗色の斑紋がある。食用。ねずっぽ。めごち。
ぬるで‐の‐みみふし【白膠木の耳五倍子】
アブラムシ科の昆虫。体長1〜1.5ミリ、黄褐色または暗緑色。春から夏、ヌルデの葉などに寄生し、五倍子とよぶ虫こぶを作って暮らす。秋になると翅(はね)をもつものが現れ、コケ類に移動して産卵。幼虫で...
ヌー【gnu】
ウシ科の哺乳類。大形のレイヨウで、体毛は灰色または黒褐色。たてがみや尾は長く房状をなし、黒色。角は雌雄ともにあり、大きい。アフリカ東部および南部の草原に群れをつくって暮らす。オグロヌー。うしかもしか。
ネグリト【Negrito】
《小さな黒人の意》東南アジアの一部に居住し、身長が低く暗褐色の肌を特徴とする民族の称。マレー半島のセマン族、フィリピンのアエタ族、アンダマン島の先住民など。ネグリート。ニグリト。
ねこ‐ざめ【猫鮫】
ネコザメ目ネコザメ科の海水魚。全長約1メートル。頭部が丸みを帯び、猫の顔に似る。体色は褐色で7本の暗色横帯がある。歯は前部と後部とで形態が異なり、貝類をかみ割って肉を食べる。岩礁底にすみ、卵生。...
ねこ‐やなぎ【猫柳】
ヤナギ科の落葉低木。川岸に多く、葉は長楕円形で、裏は白みがかっている。雌雄異株。早春、葉より先に、赤褐色の鱗片(りんぺん)が取れて白い毛を密生した雄花穂や雌花穂が現れる。かわやなぎ。えのころやな...