うな‐い【髫/髫髪】
《「項(うな)居(い)」の意か》 1 昔、7、8歳の童児の髪をうなじのあたりで結んで垂らしたもの。また、女児の髪を襟首のあたりで切り下げておくもの。うないがみ。 2 髪形を1にした童児。幼い子供...
うな‐じ【項】
《「うな(項)しり(後)」の略か》首の後ろ。襟首。
うな‐つき【項着き/頸着き】
子供の後ろ髪の先が襟首のあたりにつくくらいになっていること。また、そのころの年齢。「—の童髪(わらはがみ)には結ひ幡(はた)の袖付け衣着し我を」〈万・三七九一〉 [補説]一説に、用例中の原表記「...
えり‐おしろい【襟白粉】
襟首から肩にかけてつける濃いおしろい。江戸中期から、上方風の厚化粧をまねて流行した。牡丹刷毛(ぼたんはけ)を使って塗る。
きん【襟】
[常用漢字] [音]キン(漢) [訓]えり 〈キン〉 1 えり。「開襟」 2 胸のうち。心。「襟懐・襟度(きんど)/胸襟・宸襟(しんきん)」 3 要害の地。「襟帯」
〈えり〉「襟足・襟首/裏...
すそ【裾】
1 衣服の下方の縁(ふち)。また、その部分。「着物の—をからげる」 2 物の端。下端や末端の部分。「垂れ幕の—」 3 頭髪の、襟首(えりくび)に近い、末端の部分。「—を刈り上げる」 4 山などの...
すそ‐がり【裾刈(り)】
1 山の麓の草を刈ること。 2 頭髪の襟首(えりくび)に近い部分を刈ること。
ネープ【nape】
襟足の生え際の頭毛のことをいう。また、単に、うなじ、襟首のこと。
はえ‐ぎわ【生え際】
額(ひたい)や襟首などの、髪の生えている部分と生えていない部分との境目。
ボブ【bob】
《「ボッブ」とも》女性の髪形の一。襟首から下に達しない長さで切りそろえたもの。