ガラス‐ひかりファイバー【ガラス光ファイバー】
光ファイバーのうち、光を通すコアの素材として石英などのガラスを用いたもの。コアを覆うクラッドには、ホウ素やフッ素を添加して屈折率を下げたガラスが使われる。プラスチック光ファイバーに比べ、柔軟性が...
がん‐たい【眼帯】
眼病のとき、湿布・保護などのため、目を覆うもの。
ガンプ【(フランス)guimpe】
肩やのど前を覆うレースやモスリンでできた襟の一種。元来は、修道女の襟元を覆うものをいうが、現在では、ローネックラインのドレスを着用する際に用いる。
キャップ‐カーボネート【cap carbonate】
原生代の氷河堆積物の直上を覆う炭酸塩岩の層。地球表面全体が、赤道付近にいたるまで氷床に覆われた時代があったとするスノーボールアース仮説によると、海洋が凍結することで大気中の二酸化炭素が溶け込めず...
キャップ‐ロック【cap rock】
岩塩ドームの上部を覆う岩体。岩塩ドームの周囲に油田が形成される場合があり、特にその油層を密閉する働きをもつ不透過性の岩層をさす。帽岩。
キャノピー【canopy】
《天蓋(てんがい)の意》 1 建物の戸口・窓などに設けた天蓋形のひさし。 2 飛行機・競走用自動車などの操縦席を覆う透明な円蓋。 3 パラシュートの開いてふくらむ部分。傘体(さんたい)。
きゅう‐がい【臼蓋】
大腿骨頭(大腿骨の上端)を屋根状に覆う、骨盤の骨。寛骨臼のくぼみの上部に沿って張り出した部分。先天性股関節脱臼では臼蓋の形成不全がみられる。寛骨臼蓋。
きゅう‐ひしつ【旧皮質】
大脳皮質の一部。系統発生的に最も古い部分。魚類では大脳を構成するが、両生類からは古皮質、爬虫(はちゅう)類以上はさらに新皮質が発達して覆う。人間では背面内側にわずかに存在し、食欲・性欲などの本能...
きょう‐まく【強膜/鞏膜】
眼球の後部約6分の5を覆う白色の厚く強靭な線維性の膜。前方は角膜に連なる。結膜を透かして白目として見える。白膜。
ぎょうき‐ぶき【行基葺き】
本瓦葺きの一。丸瓦の下方が末広がりとなったものを用い、下方に置く丸瓦の細いほうを覆うように順々に重ねて葺いたもの。法隆寺金堂の玉虫厨子(たまむしのずし)の屋根にみられる。